テレビの貧格 の商品レビュー

横澤彪,J-CASTニュース編集部【著】

2012/09/19

地元の図書館で読む。著者は、フジテレビの元社員です。著者の制作した番組には、楽しまさせていただきました。正直、期待はずれでした。文才がない人ではありません。また、読者を置いてきぼりにする人でもありません。その証拠として、以前、ブックオフで購入した本は面白かったです。何故、この本は面白くないのでしょう。以前書いた本は、現役のころ書いた本です。現場で体験したエピソードを紹介しています。また、どうしたら、視聴者の心をつかめるのか必死に考えていたときです。それに対して、今回の本は、テレビを見た考えたことです。テレビは、あくまでも、娯楽の対象です。以前のような必死さはありません。この相違が、大きいのではないのでしょうか。僕は、どうなのでしょう。大学院生のころのようなひたむきさはありません。しかし、著者のように、枯れているわけではありません。論文を量産する予定です。さて、どうなるでしょう。