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大学院生物語 の商品レビュー

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8件のお客様レビュー

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2016/03/11

☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆ http://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BA86299183

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2012/03/13

研究室の様子が生き生きと描かれていて待ちきれず家路を街頭の灯りで読みながら帰宅。 大学院進学前に読みたかったぁ♪

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2012/02/25

スムーズで読みやすい文章、共感できる実験室、学会でのやりとり。想像以上に面白くて、電車で噴き出すことさえあった。

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2010/09/15

[BOOKデータベースより] 分子生物学研究所の研究員、伊良林は、一癖も二癖もある大学院生の指導に明け暮れている。なにしろ、未熟な彼らの実験は思うに任せず、つねに的確なアドバイスを求められるのだ。しかし指導のかいあってか、やがて自分の実験データに基づいた審査論文を提出し、一人、二...

[BOOKデータベースより] 分子生物学研究所の研究員、伊良林は、一癖も二癖もある大学院生の指導に明け暮れている。なにしろ、未熟な彼らの実験は思うに任せず、つねに的確なアドバイスを求められるのだ。しかし指導のかいあってか、やがて自分の実験データに基づいた審査論文を提出し、一人、二人と伊良林のもとから巣立っていく…。院生たちの知られざる研究生活と仁義なき学会の実態を、コミカルに、そしてアイロニカルに描く、異色の青春小説。

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2010/08/01

labo飲み会でボスや先輩の話を聞いている感じです。まあ面白いですし、時間つぶしにはいいと思います。

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2010/03/17

面白かったです。著書の場面は生物学の研究所ではあるけれども、大学の研究室とだいたい同じです。よく、周りの人に研究室で何やっているの?と聞かれることが多いですが、この著書に書いてある通りの感じです。長い目で研究しています。もちろん息抜きはします。来ない人もいますし、大丈夫かなって人...

面白かったです。著書の場面は生物学の研究所ではあるけれども、大学の研究室とだいたい同じです。よく、周りの人に研究室で何やっているの?と聞かれることが多いですが、この著書に書いてある通りの感じです。長い目で研究しています。もちろん息抜きはします。来ない人もいますし、大丈夫かなって人もいます。そんな状況はどこに行っても同じなんだな、と思いをこの著書を読んで共感しました。研究室の中でも先輩や後輩とフォローしたりされたりしてやっていく様子は生物学の研究室の方がわかりやすそうです。知名度は低いかもしれませんが、外の様子を知れて自分も頑張ろうと思えるような一冊でした。

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2010/04/15

ある国立の研究所ではたらくヒラの研究員が、博士号取得のために派遣されて来る大学院生とのやりとりについて綴ってある。 論文執筆、学会、恋愛など、研究室の日常がわかり易く述べられているとともに、その日常生活の中からいくつもの問題点を浮き彫りにしている。 筆者曰く、筆者の上の世代の管...

ある国立の研究所ではたらくヒラの研究員が、博士号取得のために派遣されて来る大学院生とのやりとりについて綴ってある。 論文執筆、学会、恋愛など、研究室の日常がわかり易く述べられているとともに、その日常生活の中からいくつもの問題点を浮き彫りにしている。 筆者曰く、筆者の上の世代の管理職の人が下手に口を挟んできて、 なおかつ、院拡充化政策という甘い環境で育って来た院生に研究のノウハウを教えることは骨が折れるという状態に、 四苦八苦しているそうである。 全く研究をしたことのないような院生に研究のノウハウを親身になって教えられることが出来る人が研究所内に足りていないという今回の場合、 教えることを任された筆者のような人は自分の研究もろくにできないほど余裕がなくなるということだ。 従って以下の二点が必要であると感じた。 1.研究効率を最大化できる、研究所内外の横断的な人材配置 2.後世への研究指導実績などに見合ったポストの付与 ともかく、研究所の研究員のリアルな生活状況に触れられたことがよかった。

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2009/10/04

この物語では一応架空の研究所に所属する大学院生の普段の研究生活が平易な文章で綴られている。プロの研究者を目指す者、あるいは臨床医でありながら、医学博士号を取得しようと志す若者達の苦闘の日々が生き生きと語られている。大学院重点化という政府の政策のおかげで、大学院に進学することはさほ...

この物語では一応架空の研究所に所属する大学院生の普段の研究生活が平易な文章で綴られている。プロの研究者を目指す者、あるいは臨床医でありながら、医学博士号を取得しようと志す若者達の苦闘の日々が生き生きと語られている。大学院重点化という政府の政策のおかげで、大学院に進学することはさほど困難なことではない。しかしながら、博士号取得者でありながら常勤研究職に就くことが出来ない人材が巷にあふれているのが現在の我が国の有り様である。限られた常勤ポストを争う訳なので、当然のことながらそこに競争原理が働くのは自明の理である。そんな中にあっても、日々努力を重ねる人材は報いられるのが社会のルールであろう。大学院進学の向こうにプロの研究者を描いている若い学生の皆さんには、大いに参考になる一冊であると思う。続編を期待したい。

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