METAL GEAR SOLID の商品レビュー
とても再現度の高い、オリジナルに忠実で、愛のあるノベライズ。それだけに、もう少しクリア後時間を経てから読めば良かったかな、と後悔。頭に浮かぶのはどうしたって記憶の中のCGだし、話の筋を追うのも確認作業めいてしまったので。
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ゲームを一度もやった事無く、名前しか知らない程度の知識で読み始めたものの、一気に読んでしまいました…面白かった!作者の、作品(に関わる全て)に対する、愛を感じました。とても丁寧に、丁寧に描いています。
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ゲーム版は章仕立てであったが、個人的に初回プレイ時はそれぞれの章をムービーが多いか少ないか、ゲームとしてどうなのかという視点だけで考えてしまっていた。(それはゲームというフォーマットである以上、仕方のないことだと思うが) クリアからしばらく経って、小説版を落ち着いて読むと、各章...
ゲーム版は章仕立てであったが、個人的に初回プレイ時はそれぞれの章をムービーが多いか少ないか、ゲームとしてどうなのかという視点だけで考えてしまっていた。(それはゲームというフォーマットである以上、仕方のないことだと思うが) クリアからしばらく経って、小説版を落ち着いて読むと、各章それぞれが趣に溢れていて非常に面白いことに気付く。 例えば第3章はゲーム版プレイ時には「プレイ部分が少ない!」という不満が多かったのだが、欧州、列車、変装、追跡、バイクチェイスなどとスパイ映画のテイストがふんだんに盛り込まれ、その手の作品が好きな人にはたまらない雰囲気だということに気付かされた。小島秀夫がどういう作品に影響されてきたかというのも分かってくる。 それは伊藤計劃の筆致のおかげだ。 文章一つで雰囲気を醸し出してくるのだから凄い。本編に登場するテクノロジーの説明も本格SF作家の手にかかれば、実に説得力がある。ナノマシン描写などは『虐殺器官』や『ハーモニー』に通じる部分あって著者のファンには楽しい。 音と画がある故に情報量が多いゲームの要素を取捨選択し、巧いことまとめた手腕は評価せざるを得ない。言ってみれば本書は研ぎ澄まされたMGS4だ。 MGS4のおさらい、シリーズ全体のおさらいとしてもおススメの一冊。
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MGSシリーズをプレイした方は是非。オタコン視点からのMGS4ですので、敵キャラやらなんやらは色々端折られ気味ですが、ゲームで語られないエピソードやキャラクターは満載。最終章は不覚にも、涙。
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同名のゲームのノベル。 オタコンを語り部とした、基本的にはストーリーに沿っただけの話。 ゲーム内で語られていた内容よりは、少し詳しくなっていたり、端折られていたりと色々。 メタルギアのファンなら、面白いと思う。
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MGS4をプレイしてから読むべき。 ゲーム内で言及されなかった事や細部の説明、キャラの心情の動きまで痒いところに手が届く作品。 ノベライズ作品には珍しく、二段組で結構厚い。しっかりと違和感なく表現された言葉が素晴らしい。 一粒で何度もおいしいです。
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PS3のゲーム MGS4の小説版。 基本的にはハル・エメリッヒ(オタコン)が語り部となって、 老兵オールドスネークの生き様を描いてます。 老いた身体で感じる痛み、疲労感がリアル(まだ実感したことはないけど)に表現されていて、 ゲームでは読み取れなかったスネークの辛さがよく分かる...
PS3のゲーム MGS4の小説版。 基本的にはハル・エメリッヒ(オタコン)が語り部となって、 老兵オールドスネークの生き様を描いてます。 老いた身体で感じる痛み、疲労感がリアル(まだ実感したことはないけど)に表現されていて、 ゲームでは読み取れなかったスネークの辛さがよく分かるようになっています。 著者がゲーム本編をプレイする前に書き上げた作品ですが、 ゲームそのものの展開、状況から大きく外れることはなく、 さすが自称小島原理主義者だなと思いました。 ゲーム→小説→ゲーム といった順で体験すると良いかも。
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メタルギアソリッドの1〜3までやった人必読。。。 面白過ぎる。こんなに奥が深かったのか。メタルギア。
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MGS4のノベライズ作品。 自称小島原理主義者、「虐殺器官」で作家デビューした伊藤計劃さんがノベライズを担当。 基本的にストーリーはオタコン視点のゲーム本編に沿った内容ではあるが、 本作ではゲームでは描かれなかった少し未来の話も描かれている。 そこが本来のノベライズであれば余計な...
MGS4のノベライズ作品。 自称小島原理主義者、「虐殺器官」で作家デビューした伊藤計劃さんがノベライズを担当。 基本的にストーリーはオタコン視点のゲーム本編に沿った内容ではあるが、 本作ではゲームでは描かれなかった少し未来の話も描かれている。 そこが本来のノベライズであれば余計な部分かも知れないが、MGSを愛した伊藤さんだからこそ描け、 なおかつファンも納得のいく物語になったのだろうと思う。 若干話を端折った部分もあるが、ハードがPS3になった事でプレイ出来なかったファンが読んでも 十分に楽しめる。
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前々から読もうと思っていたがなかなか手が伸びずにいたけれど小島秀夫監督のPodcastで作者の訃報を聞き、これを手に取る義務感すら感じて一気に読み進めた。
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