陳満咲杜のFX為替の真実 の商品レビュー

陳満咲杜【著】

2016/01/02

　「相場動向の決定要素は値動き自体の内部構造に依存している側面が大きい…」（P87）このプライスアクション（値動き）に注目し、理解することでより優位性のあるポジションを持つことが出来ると信じるわけである。2015年の一年間は手法を固定するに費やした。

2014/08/31

過去の記事をまとめたもののよう。
いろんな手法、考えは参考になるが読みづらい。読むなら同著者の他の本のほうがいい。

・９マス利用法
短期と長期の組み合わせで売買を考える。
長期も短期も方向性が一致していれば積極的な仕掛けるタイミングといえる。
時間足の組み合わせが大事。
5-6倍が中期、１２倍が長期になる。

2010/05/20

「着物トレーダー」とは、元々アメリカの雑誌が日本人の
奥様投資家を表す際に用いた言葉である。
それが今では特殊な売買（よくない意味で）をする日本人の
傾向を揶揄するのに使われるようになった。

相場の勝者になるためには、相場の本質を正しい
アプローチ手法で捉えなければならない!!

「ＦＸを始めたけど勝てない！」サブプライム問題で、
大きな損失をこうむった人も少なくないはず。
一年以上前から現在の「円高」を予告してきた異色の「ガイジン」
アナリストが語る「具体的な成功法」とは？
相場で生き残るための「プロの戦略」が満載。

2009/10/04

狙い：
ＦＸの勉強のため

概要：
世界を驚かす日本の非常識。ＦＸは放置プレイで待っていれば稼げる。というような日本の現状をばっさり切り捨てる。
『人力車でもＦ１に出場して我慢して最後まで走ればスポーツカーに勝てる』と思い込んでいるかのごとき日本人のトレーダに対する警鐘。

学び：
自分にはまだ早すぎたかなと。ＦＸを始めたばかりなので大きな損もなく、著者の厳しさを体験として感じることができないからというのが理由です。
しかし、ファンダメンタルズよりもテクニカルを勉強すればいいということに確信が持てましたし、感情を捨てて機械的に取引しようと心に強く思えたという意味では価値があった。
１〜５章は「へ〜」という感じだったが、６章は現在の自分でも読んだ価値があった。
慣れてきて自分を見失いそうになったらもう一度読み返してみたい本である。

今の自分にはまだ早いのと、著者の文章力は置いといて、本の編集のしかたに面白みがなく、読ませる配慮が感じられない本という意味で星３つ。

ＦＸで大失敗したり、スワップ金利狙い派の人にとってはもちろん星５個です。