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イルカと、海へ還る日 の商品レビュー

3.9

8件のお客様レビュー

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2019/07/10

潜水の名人で素敵そうなタイトルであるために手にとったが、実際のマイヨール本人は気が触れているようなタイプのために周りから人が離れていったことがあとがきで明かされている。また、この本も出版にあたってもともとの内容から大幅に改変されているそうだ。 てっきり何かの境地に踏み込んだ深い内...

潜水の名人で素敵そうなタイトルであるために手にとったが、実際のマイヨール本人は気が触れているようなタイプのために周りから人が離れていったことがあとがきで明かされている。また、この本も出版にあたってもともとの内容から大幅に改変されているそうだ。 てっきり何かの境地に踏み込んだ深い内容が読めるかと考えていたが、あまり得られるものは見出せなかった。

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2019/02/06

ジャックマイヨール、伝説の人。この人がなにを感じて、何を見ながら泳いでたのか、知りたくて読了。美しい心を持った人だった。

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2013/02/03

イルカになりたい人間とイルカとの関係のハナシ。イルカと人が似てると考えるのか、それとも…という根本的な問題。呼吸の部分はなかなか難しく理解し難い。 いろんな記録をつくったり貢献した人だけど最期は自ら命をたつ方法を選んでいる

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2012/05/10

伝説のフリーダイバー(素潜り)ジャック・マイヨール。 彼の哲学や、イルカとのかかわりが述べられた伝記・エッセイ。 想像を絶する深度100mの世界に彼が踏み込んでいく様子、次第に海、宇宙と一体になるように感じていく彼の体験が語られています。 東洋人である我々が言うのもなんですが...

伝説のフリーダイバー(素潜り)ジャック・マイヨール。 彼の哲学や、イルカとのかかわりが述べられた伝記・エッセイ。 想像を絶する深度100mの世界に彼が踏み込んでいく様子、次第に海、宇宙と一体になるように感じていく彼の体験が語られています。 東洋人である我々が言うのもなんですが、とてもスピリチュアル。

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2011/07/18

♪ 誰もしらない 南の海から イルカにのった少年がやって来た さみしい時は海にきて  水平線をみてごらん 空と海との すきまから  イルカにのった少年は 愛の花束 胸に抱き 遠い国からやってくる 君に君に 君に会うため やってくる ホーラごらんよ 吹く風も やさしく頬をなでるだ...

♪ 誰もしらない 南の海から イルカにのった少年がやって来た さみしい時は海にきて  水平線をみてごらん 空と海との すきまから  イルカにのった少年は 愛の花束 胸に抱き 遠い国からやってくる 君に君に 君に会うため やってくる ホーラごらんよ 吹く風も やさしく頬をなでるだろう 悲しい時も海にきて 水平線をみてごらん 風とカモメが遊んでる イルカにのった少年が 白い波間にみえるだろう 遠い国からやってくる 君に君に 君にあうため やってくる ホーラごらんよ あの雲も 幸福そうな いろしてる 幸福そうな いろしてる ♪ ≪イルカにのった少年 ≫城みちる(1973年) 作詞:杉さとみ 作曲:林あきら   ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ 84年前の1927年4月1日に生まれたジャック・マイヨールはフランスのフリーダイバー。 彼は、文学でも音楽でも絵画でも写真でもなく、ただ泳ぐ・潜るという原初的行為によって、私を虜にして夢中にさせて、そして海へといざなってくれた憧れの人です。 本と映画のおかげで極度の近視。だからコンタクトレンズが手放せず水泳も潜水も敬遠していた私を、強引に海へ誘ってくれて、遠泳やスキュバーダイビングそれにもちろん素潜り大好き人間にしてくれたのが彼でした。 彼とイルカの出会いが10歳の時の日本、唐津市の七つ釜だったことから「イルカにのった少年」はきっとジャック・マイヨールに違いないと勝手に思い込んでいます。 フィルム『グラン・ブルー』は、私の好きなリュック・ベッソンが撮って彼が主演というコラボで、何ものにも代えがたい史上でもっとも美しい映像です。 彼のモノローグは、今も海にたゆたい私たちにささやきかけています。 ・・・・・深海の、果てしなく青一色の世界の静寂に包まれてただ一人となるとき、時間と空間と光はひとつのものとなり、私は私の呼吸を一時止めて宇宙の呼吸に身を委ねる。その時私は両棲人間という私の真の本性と再会し、ひとつの“宇宙の歯車”に再び還っている自分を再発見する・・・・・

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2011/03/21

ジャック・マイヨールのことがなんとなくわかる本。 有名な話かもしれませんが、解説にあるリュック・ベッソンの話はちょっと面白かった。

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2009/10/07

マイヨールは長く海にもぐるためにヨガの呼吸法を取り入れた。 呼吸を通じて体内と外界との絶え間ないサイクルが確立されている。 マイヨールは日本で禅を学んだ。 ヨガとは結合し融合することを意味する、海中への人間の同化だ。 ヨガとは完全に宇宙的に同化すること。 ヨガ行者たちはプラナのエ...

マイヨールは長く海にもぐるためにヨガの呼吸法を取り入れた。 呼吸を通じて体内と外界との絶え間ないサイクルが確立されている。 マイヨールは日本で禅を学んだ。 ヨガとは結合し融合することを意味する、海中への人間の同化だ。 ヨガとは完全に宇宙的に同化すること。 ヨガ行者たちはプラナのエネルギーを激しく呼吸することでき、あふれんばかりの活力を享受することができる。このエネルギーを意のままに体内に取り込むとこができる。

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2009/10/04

「イルカになりたい」という願いを、 心から自然に、魂に宿していた偉人ジャック・マイヨール。 海の人、マイヨール氏の生の言葉を、訳を通しているとはいえ 読めた事は貴重な経験。 木訥とした言葉に込められている、限りない海への信頼、愛、 尊敬、そして回帰感覚。 イルカ、海の生き物たち...

「イルカになりたい」という願いを、 心から自然に、魂に宿していた偉人ジャック・マイヨール。 海の人、マイヨール氏の生の言葉を、訳を通しているとはいえ 読めた事は貴重な経験。 木訥とした言葉に込められている、限りない海への信頼、愛、 尊敬、そして回帰感覚。 イルカ、海の生き物たちとの真の友情。 海の近くに実家を構えたものとして、これから更に静かに 深い心で海の前に立とうと思う。 (潜る勇気はまだない。どうしてもこわいのです。) 追: リュック・ベッソンは、マイヨールに「グラン・ブルー」の著作 権料を一切払わない、という契約書を交わした事を初めて知った。 いくら互いにアマチュアの時とはいえ、また、知り得ない理由が あるかもしれないとはいえ、酷すぎる。 悲しくなった。 追2: 自死を選んだマイヨール氏。 キリスト教では‘罪’とされている死に方故、葬儀には日本の 親しい友人以外誰も参列しなかったという。 この事実にも心が痛んだ。 どうぞ、今や魂が深く慰められ、神様とイルカと共にありますように。

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