貧困大国ニッポン の商品レビュー
ある日の金曜日、立ち寄った本屋で買って速攻読んだ。 衝撃的です。自分の境遇が恵まれていることを感じた。 現在の日本の底辺層の取材集です。
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日本は世界的にも豊かな国だと思います。 しかし、貧富の差が大きくなってきたようです。 お金だけが判断基準ではありませんが、 お金は集まる性質があるから、 過去と比較すれば当然貧富の差が大きくなるのは当然と言えると思います。 本に出てくる人には申し訳ないですが、 私は明らかに彼ら...
日本は世界的にも豊かな国だと思います。 しかし、貧富の差が大きくなってきたようです。 お金だけが判断基準ではありませんが、 お金は集まる性質があるから、 過去と比較すれば当然貧富の差が大きくなるのは当然と言えると思います。 本に出てくる人には申し訳ないですが、 私は明らかに彼らより幸せで豊かだと思います。 読みながらそのことを感じました。
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就職活動中に読んでいたため、200万円以下で生活している人々の悲惨さが、身につまされ、決して他人ごとではないと感じられた。しかし、「地域間格差が広がると主婦の受け皿は風俗しかなくなる」だったり、多少大げさなものいいや本当にそれは生活していけないのかと疑問符がつく人も少なからずいた...
就職活動中に読んでいたため、200万円以下で生活している人々の悲惨さが、身につまされ、決して他人ごとではないと感じられた。しかし、「地域間格差が広がると主婦の受け皿は風俗しかなくなる」だったり、多少大げさなものいいや本当にそれは生活していけないのかと疑問符がつく人も少なからずいたところが気になる。
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貧困は他人事ではなく、今の日本なら誰でもなってもおかしくはない。 自分自身への戒めと努力を呼び起こすために読んだ。 現状を知るためには良い一冊。 ただ、ネットカフェで寒さで震えると話がありますが、本当なのかな? だって、ネットカフェって商売でやってるんですよ。そんな寒いところじゃ...
貧困は他人事ではなく、今の日本なら誰でもなってもおかしくはない。 自分自身への戒めと努力を呼び起こすために読んだ。 現状を知るためには良い一冊。 ただ、ネットカフェで寒さで震えると話がありますが、本当なのかな? だって、ネットカフェって商売でやってるんですよ。そんな寒いところじゃ人こないでしょ。 気になって検索してみたけど、寒いところもあるようです。
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本当に大変だなという人の内容と共に、自業自得であったり、貧困ではないだろうという人の内容と両方が混ざっていた。 月に10万くらい貯金できているなら余裕があるということだし、海外旅行に行きたいから風俗のお店で働くというのは貧困とは言えないと思う。 ただ、本当に大変な人は大変なの...
本当に大変だなという人の内容と共に、自業自得であったり、貧困ではないだろうという人の内容と両方が混ざっていた。 月に10万くらい貯金できているなら余裕があるということだし、海外旅行に行きたいから風俗のお店で働くというのは貧困とは言えないと思う。 ただ、本当に大変な人は大変なので、そういう人を厳選して載せてあったらさらに良かったなと思う。
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思っていた以上に悲惨だった。 ギャンブルで散財してワーキングプアになった人、仕事が嫌になって辞めた結果貧困に陥った人とかは自業自得だろうと思ったのだけど、家庭のために極限まで家計を切り詰めたり、副業で風俗で働いたりする主婦の証言を読んだり、年金だけでは足りずに、80歳近くにな...
思っていた以上に悲惨だった。 ギャンブルで散財してワーキングプアになった人、仕事が嫌になって辞めた結果貧困に陥った人とかは自業自得だろうと思ったのだけど、家庭のために極限まで家計を切り詰めたり、副業で風俗で働いたりする主婦の証言を読んだり、年金だけでは足りずに、80歳近くになっても家計のためにアルバイトをする老人の証言を読んだりしていると、自己責任では片付けられない気がしてきた。 経済的にはもちろん苦しいだろうけど、それ以上に精神的に苦しいと思う。希望をもてない中、逼迫した生活を続けていかなければならないのだから。 ◆ メモ 日本で貧困層が増えてきた最大の理由は、今の日本の状況が「再チャレンジ」をほぼ不可能にしているという点にある。(P188 6章 貧困は本当に自己責任なのか?) 正社員と非正社員の間に厳然と存在する「機会の不平等」をなくすためには、どうすればいいのか。まず個別の企業が、従業員に対するきちんとした人事評価システムを確立し、スキルアップに応じて非正社員から正社員への移行が可能な柔軟な体制をつくることが重要だろう。(P200 6章 貧困は本当に自己責任なのか?)
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コンタクトを取った相手の生活スタイルにただただ驚いた。少しでも世の中の実態に興味を持てば自然と政治や経済にも目が向く。そのためのきっかけに読むには良いです。
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本書の構成は以下のようである。 1.誰も語れなかったワーキングプア 2.「貧困家庭」崖っぷちのサバイバル 3.結婚できない“名ばかり”正社員たち 4.犯罪から抜けられない闇職系若者 5.貧乏老人がたどる悲惨な末路 6.貧困は本当に自己責任なのか? 構成を見ていた...
本書の構成は以下のようである。 1.誰も語れなかったワーキングプア 2.「貧困家庭」崖っぷちのサバイバル 3.結婚できない“名ばかり”正社員たち 4.犯罪から抜けられない闇職系若者 5.貧乏老人がたどる悲惨な末路 6.貧困は本当に自己責任なのか? 構成を見ていただければお分かりだろう。本書は、あらゆる世代の貧困層の生の声を書いた画期的な書物である。 中でも、2章で書かれている「貧困世帯」では、生活保護を受けているシングルマザーや、シングルマザーになった末に売春に手を染めないと生活できなくなった、という例も紹介されている。後者の例は、まさに、人間関係も崩壊した、典型的な貧困のパターンであるといえる。この例は「反貧困」(2008年、岩波新書、湯浅誠)に詳しく解説されている、人間関係の「溜め」がない状態にあり、まさに一人で(生活保護など微々たるものであるのだ、この親子には)母子の生活を支えていかなくてはならない、きわめて深刻な例といえる。 また、4章では、定職に就けなかった(生まれ育った家庭が貧困家庭であったという事情のある人も紹介されている)若者が、やむなく犯罪に手を染めなければいけないという実態が述べられている。 5章では、若い時分に何らかの理由(病気など)で年金を納められなかったり、老夫婦二人暮しで妻(認知症)の施設代がかかるために貧乏に陥ってしまう、といった老人の貧困問題について述べられている。 賢明な諸氏ならお気づきだろうが、このレビューに私が本書の目次を記したのは、ある意図があったからである。 一つは、あらゆる世代が貧困に陥っているということ。 もう一つは、貧困は少子高齢化や犯罪とも密接に関連する、重要な問題であるということ。 この2点を強調したかったからである。 これまでは「自己責任論」で片付けられてきた貧困。それを社会の問題として国民全体が認識できるかに、日本の今後が懸かっているといっても過言ではない。
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「税金は金持ちから取れ!税金は企業からたんまり取れ」「非正規雇用にも社会保障をよこせ!貧困は我々のせいじゃない!」「生きさせろ!生きるだけの金を取るな!」 デモ参加者からチラシを受け取った沿道からも人が加わり、総勢550名のデモ隊が声を張り上げ、新宿の街を闊歩した。 ビックリす...
「税金は金持ちから取れ!税金は企業からたんまり取れ」「非正規雇用にも社会保障をよこせ!貧困は我々のせいじゃない!」「生きさせろ!生きるだけの金を取るな!」 デモ参加者からチラシを受け取った沿道からも人が加わり、総勢550名のデモ隊が声を張り上げ、新宿の街を闊歩した。 ビックリするぐらい人のせい。自己責任 自己責任 とは言いたくないが、これはひどい
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この手の本は個人的にはやはり面白い。冒頭いきなり「サイレント・テロ」という新しい単語の意味も理解でき教養にもなっている。ほとんどが年収200万以下の人の事例だから、事例だけだと面白くないと思っている人にとっては物足りないかもしれない。そしてその事例のほとんどの人が家族と上手くいっ...
この手の本は個人的にはやはり面白い。冒頭いきなり「サイレント・テロ」という新しい単語の意味も理解でき教養にもなっている。ほとんどが年収200万以下の人の事例だから、事例だけだと面白くないと思っている人にとっては物足りないかもしれない。そしてその事例のほとんどの人が家族と上手くいっていないのは重要な事実だと思う。貧困と家庭環境の因果関係が気になった。首都圏よりも地方のが最低賃金が低く失業率は高いというのも無視できない事実だと思う。収入が低い人は結婚もできなく少子化に拍車をかけることにもなるので労働力も落ちる。世も末ですね、はぁ。抜本的な解決は労働者の賃金の底上げしかないと言う著者の意見には自分も賛同する。一億総中流の時代も体験してみたかったですよ僕は。
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