日本の信義 の商品レビュー
1980年代、90年代に猪瀬氏が知の巨星と語り合った対談がまとめられている。 江藤淳→戦後を代表する保守派の論客 会田雄次→歴史学者で保守派の評論家 吉本隆明→思想家 秦郁彦→歴史学者で昭和史の碩学 高坂正堯(まさたか)→国際政治学者 所功→法学者・歴史学者 山折哲雄→宗教学者...
1980年代、90年代に猪瀬氏が知の巨星と語り合った対談がまとめられている。 江藤淳→戦後を代表する保守派の論客 会田雄次→歴史学者で保守派の評論家 吉本隆明→思想家 秦郁彦→歴史学者で昭和史の碩学 高坂正堯(まさたか)→国際政治学者 所功→法学者・歴史学者 山折哲雄→宗教学者 梅原猛→哲学者 鶴見俊輔→哲学者 阿川弘之→作家 大正時代に世界的なアメリカ化が始まり、大正末から昭和初期にかけて、日本にもアメリカ文化が浸透してくる。 戦後、アメリカに負けてからアメリカナイズされた訳ではない。 それと同時に、多くの日米未来戦記が書かれるようになる。ロシアに勝った日本は、次はアメリカと戦うことを予想していた。期待していた。この空気が太平洋戦争に突入する温床になった。
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本書は主として今から20年位前の対談をまとめたものである。対談なので読者も知っているという前提で話をしている気がするが時を経てしまうと理解出来ない部分もある。本の作りとしてはそこら辺のフォロー(注釈を入れるなど)が欲しい気がする。
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90年前後に行われた対談集。1編が短く少し物足りない。 週刊ポスト誌上の議論だからこんなもんか。 90年当時こんな感じの議論があったことを思い出した。 対談者たちはみんなよく物事を知っているし、深いね
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