謎の西南シルクロード の商品レビュー

とう延良(著者),王矛(著者)

2012/12/06

西南シルクロード本、雲南の原典みたいな本。
一昔まえというか、私は雲南と聞いて、こういう世界を想像していた。だから、こないだ行った時に、それが現代化していることに少々苛ついていた。
その苛つきは身勝手であり皮相であると分かっているだけに、なんとも自分が歯がゆかった。

この本が出版されたのが1991年。私が雲南に興味を持ち始めたのも、91年か92年のはず。でもこの本は読まなかった。もし読んでいれば、私は一直線にこの道に入っていただろうか。
もし20年前の私に人生指南ができるなら、そうしたい。