目力がスポーツを変える!動体視力トレーニング の商品レビュー
目の働きの機能区分、視野とパターン認識に基づく反応、その裏をかくパターン崩しについての説明は、知識として新鮮だった。 トレーニングとうたっている点については、ティーンまで、それも子どもの頃の外遊びが最重要という感じで、50代ともなれば幼児並みの視力と知れば、期待度は上がりようがな...
目の働きの機能区分、視野とパターン認識に基づく反応、その裏をかくパターン崩しについての説明は、知識として新鮮だった。 トレーニングとうたっている点については、ティーンまで、それも子どもの頃の外遊びが最重要という感じで、50代ともなれば幼児並みの視力と知れば、期待度は上がりようがない。 11-65
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《要旨》 スポーツには瞬間的な状況判断や的確な読みが必要である。そのための情報の8割を視覚からインプットしており、視力が重要であることが分かる。スポーツに必要な8つの視機能として「静止視力」(人も目標も制止した状態で物を見る能力)、「KVA動体視力」(直線的に近づいて来る物を...
《要旨》 スポーツには瞬間的な状況判断や的確な読みが必要である。そのための情報の8割を視覚からインプットしており、視力が重要であることが分かる。スポーツに必要な8つの視機能として「静止視力」(人も目標も制止した状態で物を見る能力)、「KVA動体視力」(直線的に近づいて来る物を見る能力)、「DVA動体視力」(横へ動く物を見る能力)、「コントラスト感度」(微妙な明暗の差を見分ける能力)、「眼球運動」(視線をすばやく動かす能力)、「深視力」(複数の物の距離を認識する能力)、「瞬間視」(目に飛び込んで来た情報を一瞬で知覚する能力)、「目と手の協応動作」(目の端で捉えた物にすばやく手で反応する能力)がある。 また、見る能力だけでなく、スポーツでは敵と見方の位置関係を把握する「視野の使い方」も重要である。中心視野と周辺視野の両方を上手に使い、状況に対してすばやく対応できる能力が求められるのである。 さらにスポーツでは次の展開を予測する能力が必要になってくる。すばやい見極めが必要となるが、その判断は今まで経験のパターン化による。正確なパターン化と見極めの両方に視覚能力の優秀さが求められているのである。 《印象に残ったコトバ》 スポーツに必要な視覚とは、目標をしっかり認知する能力(中心視野)と、全体の状況を把握する能力(周辺視野)、さらに周辺視野で捉えた状況を、すばやく正確に中心視野に移動する能力(眼球運動)などが必要だといえるでしょう。 《感想》 スポーツはたいていフィジカルかテクニカルで論じられる。一歩踏み込んでもメンタルである。それがビジブル(視機能)という別の切り口でパフォーマンスの向上を目指すという。裸眼でフットサルをやっているが、以前よりも大変に感じている。視力を矯正しようか悩んでいる時に出会った本。参考にしようと思いました。 《目次》 PART1 ボールが見えればプレーが変わる PART2 スポーツ選手は目が命 PART3 目のゴールデンエイジとトレーニング PART4 視機能を高めるビジュアルトレーニング
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