ナチの亡霊(下) の商品レビュー
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もっと頑張れグレイ! シグマフォース・シリーズ第2弾。宗教的・歴史的そしてかつオカルト要素満載で相変わらず楽しませてくれるものの、せっかくの「殺しの訓練を受けた科学者」としての見せ場が少なく(兵士としても科学者としても中途半端)、行き当たりばったりのご都合主義が目についた。ただ...
もっと頑張れグレイ! シグマフォース・シリーズ第2弾。宗教的・歴史的そしてかつオカルト要素満載で相変わらず楽しませてくれるものの、せっかくの「殺しの訓練を受けた科学者」としての見せ場が少なく(兵士としても科学者としても中途半端)、行き当たりばったりのご都合主義が目についた。ただエピローグはお見事。ラスト1ページの為に読み続けたといっても過言ではない。
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久し振りにロバート・ラドラムを超えるというか超えるまではいかないが、並ぶと評していいかもしれない海外作家さんに出会えたような気がしていた。シリーズものの第2作に当たる「マギの聖骨」の面白さと来たら、寝る間も惜しんで、分厚い上下巻を3日で読破していた。海外作品というのは読み慣れた日...
久し振りにロバート・ラドラムを超えるというか超えるまではいかないが、並ぶと評していいかもしれない海外作家さんに出会えたような気がしていた。シリーズものの第2作に当たる「マギの聖骨」の面白さと来たら、寝る間も惜しんで、分厚い上下巻を3日で読破していた。海外作品というのは読み慣れた日本の作家さんに比べると作品の中に入り込むまでが本当に時間がかかる。 それを瞬時に持ってきたジェームズ・ロリンズの表現力は一瞬で持っていかれた。 「ナチの亡霊」 悪くはない悪くはないのだが、前作の圧倒的なパワー感がない。しかも冒頭から血まみれのシーンばかりを頭の中で想像させるのが何とも言えない。一瞬の切れ味で殺人のシーンをスマートにこなした前作に比べると少々血を流しすぎのような気がする。 この作品の面白いのは学生の頃に追えなかった世界史の深みに引きずり込んでくれることだ。映画などでそういう機会はあるもののやはり本と違って深みにはまれる作品は早々にない。調べ物を始めるときりがないのだが、非常に面白い。ただ、もともとが獣医さんなので医療系の細かい話まであるので、少々混乱気味になります。
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シグマフォースシリーズ、2作目。 「マギの聖骨」に続き、謎解き、アクション、スリリングな展開の揃い踏みで面白かった。今回は量子学と進化論が深く関係していて、理解力が結構必要とされたが、ラストでの2つの理論の繋げ方はナルホドと納得させられるもので興味深く、すっきり感が得られた。前...
シグマフォースシリーズ、2作目。 「マギの聖骨」に続き、謎解き、アクション、スリリングな展開の揃い踏みで面白かった。今回は量子学と進化論が深く関係していて、理解力が結構必要とされたが、ラストでの2つの理論の繋げ方はナルホドと納得させられるもので興味深く、すっきり感が得られた。前作が「ダヴィンチコード」なら、今作は反物質がテーマだった「天使と悪魔」に近いかな。でも、私はこちらのシリーズの方が最後までよく出来ているなぁという印象。今作ではぺインターにまで素敵な女性が現れ、メンバーそれぞれの恋愛模様も見所。シリーズ読みが楽しみな作品。
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Σシリーズ第二作目。 今作のテーマはナチスが残した科学技術「釣鐘」。コペンハーゲンの古書のオークションで襲われるグレイ隊長、ヒマラヤ山中で謎の奇病を調査するペインターとリサ、南アフリカに出没した怪物…。それぞれの謎が一本につながり、解決した時は本当にスッキリした。残念な事もあった...
Σシリーズ第二作目。 今作のテーマはナチスが残した科学技術「釣鐘」。コペンハーゲンの古書のオークションで襲われるグレイ隊長、ヒマラヤ山中で謎の奇病を調査するペインターとリサ、南アフリカに出没した怪物…。それぞれの謎が一本につながり、解決した時は本当にスッキリした。残念な事もあったが、そこは次作へ引き継ぎ、最終的なハッピーエンドを期待したい。
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スリリングな展開にドキドキした。 徐々に事件の真相が見えてくるところや、今までのフラグが全て解決したところなど爽快だった。 量子学の先には何があるのか。 SFとしても歴史小説としても面白いと思う。 エピローグがとても気に入った。
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上巻に比べ、人間関係が濃く描かれています。 ミステリー要素の部分としては、 量子力学が出てきて、説明に関してはわかりやすいものの、だから「これって何?」と 思ってたところが、「はぁ〜、そういうことに関係することなのか」と謎がとけていきます。 突拍子もないような、本当にありそう...
上巻に比べ、人間関係が濃く描かれています。 ミステリー要素の部分としては、 量子力学が出てきて、説明に関してはわかりやすいものの、だから「これって何?」と 思ってたところが、「はぁ〜、そういうことに関係することなのか」と謎がとけていきます。 突拍子もないような、本当にありそうな・・ ナチに対して、自分が勝手に持っているイメージが影響しているのかもしれません。 個人的には、もう少し細かく描写してほしい部分などやありましたが、 それくらい想像しろよ、と言われてしまいそうです。(笑) こちらは2時間半で読み終えました。 サラッと、楽しかったです。
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シグマフォース・グレイが北欧コペンハーゲンでの古本オークションに参加。 ヒマラヤ山中の僧院を襲う奇病、 南アフリカのズールー族の間に伝わる怪物、 などあちこちに散った話が少しずつ合わさって絡み合っていく。 量子論、潜在性(どちらにもなりうる)、ダーウィンの進化論、ルーン文字など ...
シグマフォース・グレイが北欧コペンハーゲンでの古本オークションに参加。 ヒマラヤ山中の僧院を襲う奇病、 南アフリカのズールー族の間に伝わる怪物、 などあちこちに散った話が少しずつ合わさって絡み合っていく。 量子論、潜在性(どちらにもなりうる)、ダーウィンの進化論、ルーン文字など 難しい知識が鍵となる。 その理解に難渋するが、やはりおもしろい。 モンクとキャット、グレイとレイチェルの関係も気になるところ。 2008/8/9
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