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フランス女性の世紀 の商品レビュー

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2014/11/04
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[ 内容 ] フランス十八世紀は「女性の世紀」である。 それまで「第二の性」とみなされていた女性たちが、自立した生を主張しはじめる。 彼女たちはいかに生き、何をいかに表現したか、男性作家の作品にどう描かれたか―彼女らの肖像を重層的に再現する。 [ 目次 ] 1 小説の中の女性(悲劇の描き方―ヴォルテール『ランジェニュ』;恋愛遊戯のモラリスト―クロード・クレビヨン『心と精神の迷い』;貞節という美徳―ロベール・シャール『フランス名婦伝』 ほか) 2 女性たちの肖像(自立した啓蒙女性の軌跡―ベンティンク伯爵夫人;さかさまのおとぎ話―スタール=ドロネー;自己に忠実に生きた女性―デファン侯爵夫人 ほか) 3 女性作家の作品(見交わさざる眼差―リコボニー夫人『クレシ侯爵の物語』;孤独な自己探求の道―グラフィニー夫人『ペルー娘の手紙』;過去の残照―ジャンリス夫人『クレルモン嬢』 ほか) [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]

Posted byブクログ