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ホモ・フロレシエンシス(上) の商品レビュー

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5件のお客様レビュー

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2014/04/16

☆彡ホモ・フロレシエンシスの骨が発掘されるまでの経緯など   〈概要〉 ・六つの疑問 ・ウォレス線とは何か ・地球史的な気候変動 ・「多地域」説と二つの「出アフリカ」説 ・東南アジア地域にいたる人類の足跡 ・驚くべき脳の姿 ・ホモ属であるための条件 ・現生人類との出会い ・はじま...

☆彡ホモ・フロレシエンシスの骨が発掘されるまでの経緯など   〈概要〉 ・六つの疑問 ・ウォレス線とは何か ・地球史的な気候変動 ・「多地域」説と二つの「出アフリカ」説 ・東南アジア地域にいたる人類の足跡 ・驚くべき脳の姿 ・ホモ属であるための条件 ・現生人類との出会い ・はじまりの人類はどこにいたのか ・解説―人類の進化と拡散

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2011/12/26

2004年、ネイチャーに掲載されたある論文に世界が驚愕した。現生人類が文明を築き始めるホンの少し前まで、世界にはもう一つの人類が存在していており、しかも、彼らは、わずか90センチほどの身長とアウストラロピテクス属ほどの脳容積しか持たず、それでも石器や火を扱い、狩猟採集生活を営んで...

2004年、ネイチャーに掲載されたある論文に世界が驚愕した。現生人類が文明を築き始めるホンの少し前まで、世界にはもう一つの人類が存在していており、しかも、彼らは、わずか90センチほどの身長とアウストラロピテクス属ほどの脳容積しか持たず、それでも石器や火を扱い、狩猟採集生活を営んでいたというのだ。 本著は、インドネシアのフローレス島で行われた「ホモ・フロレシエンシス」の発掘にまつわるドキュメンタリーである。世紀の大発見を巡って、様々な研究者の協力関係や利害の対立が入り乱れていく様は、非常に興味深い。上巻で扱われるのは、ホモ・フロレシエンシスらしき化石が発見されるまでの時期である。まだまだ発見物の価値が確定していない時期だけに、利害の衝突も顕在化していないが、ところどころに後の大論争の前触れらしきものが見つかる。一読しただけでは把握しきれないほど沢山の科学者が出てくるので、記憶力の衰えた頭には少々辛かった。

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2011/11/14

プロローグ 第1章 フローレス島-足跡をたどって 第2章 聖なる洞窟の発掘物語 第3章 人類、アジアへ 第4章 姿をあらわした謎の骨 第5章 ホモ・フロレシエンシスの正体に迫る

Posted byブクログ

2011/06/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

[ 内容 ] 二〇〇四年一〇月、「ネイチャー」誌の発表に世界が驚愕する。 インドネシアで発見された新種人類、通称ホビットの姿は、人類進化史の常識を根底から覆すものであった。 わずか一万二〇〇〇年前まで地球上に暮らしていた彼らは、九〇センチほどの身長とチンパンジーなみの脳の容量ながら、石器を用い、火を操り、狩りをして暮らしていたというのだ。 世界的な研究ネットワークを総動員しながら、「五〇年に一度」と評される大発見にいたるまでの、冒険に満ちた発掘物語を、発見者自身が描きだす。 [ 目次 ] プロローグ 第1章 フローレス島-足跡をたどって 第2章 聖なる洞窟の発掘物語 第3章 人類、アジアへ 第4章 姿をあらわした謎の骨 第5章 ホモ・フロレシエンシスの正体に迫る 解説 人類の進化と拡散 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

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2011/09/28

インドネシアのフローレンス島で発掘された化石人骨をめぐる話。いったい、人類史のどこに位置づけるのか、インドネシアとオーストラリアの研究者の考え方の対立はどうなるのか、下手なミステリー小説よりもドキドキわくわく、早く下巻を読みたい、さらに、いったい人類はどうやって世界中に広がったの...

インドネシアのフローレンス島で発掘された化石人骨をめぐる話。いったい、人類史のどこに位置づけるのか、インドネシアとオーストラリアの研究者の考え方の対立はどうなるのか、下手なミステリー小説よりもドキドキわくわく、早く下巻を読みたい、さらに、いったい人類はどうやって世界中に広がったのか、関連する本をもっと読みたくなった。

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