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戸惑いのウエディング の商品レビュー

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2011/01/04

「脅迫結婚」ペニー・ジョーダン 初めて読んだ時はピンとこなかったけど、コミカライズ版のあまりのひどさに再読してみた。お互い片思いだと思い込んでいて、好きな気持ちをもてあましてヒロインに冷たくあたるヒーローと、なんでも悲観的にとらえるヒロインという私の好きないつもの昔のペニーだった...

「脅迫結婚」ペニー・ジョーダン 初めて読んだ時はピンとこなかったけど、コミカライズ版のあまりのひどさに再読してみた。お互い片思いだと思い込んでいて、好きな気持ちをもてあましてヒロインに冷たくあたるヒーローと、なんでも悲観的にとらえるヒロインという私の好きないつもの昔のペニーだった。

Posted byブクログ

2009/10/04

『買われた結婚』―大企業の最高経営責任者ブライス・テンプラーは、気ままな独身生活を謳歌していたが、ついに結婚を決意した。重病で余命わずかな父親に、妻をめとって子供をもうけなければ会社の経営権を剥奪すると脅されたのだ。そんなとき、ブライスは本社会議で一人の女性に出会った。サニーとい...

『買われた結婚』―大企業の最高経営責任者ブライス・テンプラーは、気ままな独身生活を謳歌していたが、ついに結婚を決意した。重病で余命わずかな父親に、妻をめとって子供をもうけなければ会社の経営権を剥奪すると脅されたのだ。そんなとき、ブライスは本社会議で一人の女性に出会った。サニーという名の、明るくて温かい女性だ。ブライスは彼女を密かに花嫁候補と決め、夕食に誘ったが…。 『脅迫結婚』―イモジェンは十八歳の時ドラッコと婚約し、心から幸せを感じた。十歳年上で、亡き父の右腕とも言われていたドラッコは、子供のころからイモジェンの憧れの男性だったのだ。だが結婚式の日、義母がドラッコとのただならぬ関係をほのめかす。それを否定しようともしない彼に失望し、彼女は教会から逃げた。四年後、突然ドラッコが彼女の前に現れて言い放つ。「君はまだぼくの妻だ。君にはぼくの子供を産んでもらう」。 「買われた結婚」 一目惚れというか、肉体的に惹かれあった二人。ヒーローには結婚しなければならない事情があり、それを隠しての結婚。この場合、ヒロインが出て行くとか、怒るとか、そういうパターンが多いのだけど、このヒロインは優秀なキャリアウーマンだけあって、けっこう冷静。ヒーローが事情を隠していたことや元婚約者の存在に関して、闇雲に不信感を抱いたりしない。むしろその事情を汲めるだけの理性と鷹揚さを持っている。そんなヒロインが冷静さを失うのが子作りというところが新しい感じ。 「脅迫結婚」 ヒーローが馬鹿すぎる。便宜的な結婚をしたいならそう言うべきだし、いくら恩人と約束したからとはいえ、言わなくてはならないことを言わずに結婚するから、ヒロインに理解されなかったんだろう。もし式場からヒロインが逃げ出さなかったとしても、そんな結婚生活では破綻は見えているように思う。それに戻ってきたときにもあんな態度では、ヒロインの誤解は解けないままなわけで、後手後手なヒーロー。

Posted byブクログ