賢者はベンチで思索する の商品レビュー
中盤まではあんまりってかんじ。 最初の主人公の設定でイラッてきたので偏見かもだけど。 でもこの調子で終わりじゃないよなーと思ってたので、やめなくてよかった。 子供のために突飛な行動に出ちゃう国枝老人に、あぁそういう方法もあるんだなぁと感心。 うーん、初めて近藤さんの本を読んだけ...
中盤まではあんまりってかんじ。 最初の主人公の設定でイラッてきたので偏見かもだけど。 でもこの調子で終わりじゃないよなーと思ってたので、やめなくてよかった。 子供のために突飛な行動に出ちゃう国枝老人に、あぁそういう方法もあるんだなぁと感心。 うーん、初めて近藤さんの本を読んだけど、他のにも手を出してみようと思いました。
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アンとトモの名前の由来って、六曜だったんだ。 「ふたつめの月」を先に読んだので、軽く親しみをもって、楽しく読めた。 赤坂さん、憎めないなぁ。 くりこの家も、普通の家庭で、取り立ててすごい仕掛けがあるわけじゃない日常の中の事件。 気軽な読者にぴったり。
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続編もよみたーーーーーい! なんだろー 本当に本当に近藤さんのお話好き! 女の子に共感できるし あったらいいな、こんな出あいって感じ 今回は老人と出あうんだけど なんか、そうだなーうん、会いたい 日常にありそうで、なさそうな そんなのに焦点をあててる すてき! この雰...
続編もよみたーーーーーい! なんだろー 本当に本当に近藤さんのお話好き! 女の子に共感できるし あったらいいな、こんな出あいって感じ 今回は老人と出あうんだけど なんか、そうだなーうん、会いたい 日常にありそうで、なさそうな そんなのに焦点をあててる すてき! この雰囲気は読んでもらわないと伝わらない!
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ファミレスでバイトをするフリーターの久里子と、謎の多い老人・国枝の物語。日常でありそうなスケールながらも、先の読めない展開にワクワクします。 人と比べて大したことなくても、その人が悲しいと思えば悲しい。ならば存分に悲しんでいいんじゃないでしょうか。サイズの問題じゃないってのは最近...
ファミレスでバイトをするフリーターの久里子と、謎の多い老人・国枝の物語。日常でありそうなスケールながらも、先の読めない展開にワクワクします。 人と比べて大したことなくても、その人が悲しいと思えば悲しい。ならば存分に悲しんでいいんじゃないでしょうか。サイズの問題じゃないってのは最近思うことです。 続編「ふたつめの月」も早めに読みたいと思います。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ふたつの月、の前作。やっぱ順番に読みたかったなー。赤坂老人との出会い篇。詐欺師だっていいじゃない。犯罪って何よ。誰が痛みを抱いた?ふたつの月よりさらに短かった感じ。3つの連作短編。面白かった。やっぱり赤坂さんは素敵。終わりに登場した本物の国枝老人も素敵。人生はいつでもやり直せる。
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図書館通いであらすじも分からず借りた本。 借りた当日に読み終えちゃった…。 表紙のイラストとタイトルで勝手に想像して、おじいさんが推理する話、と決めつけて読んでました。 一言で言うと面白かったです。 主人公の気持ちが細かく書かれていましたが、謎の部分は結構素っ気ない。 でもおじ...
図書館通いであらすじも分からず借りた本。 借りた当日に読み終えちゃった…。 表紙のイラストとタイトルで勝手に想像して、おじいさんが推理する話、と決めつけて読んでました。 一言で言うと面白かったです。 主人公の気持ちが細かく書かれていましたが、謎の部分は結構素っ気ない。 でもおじいさんは…ホント謎の人ですな。 好きだけど。 最後に…ワンコはいい…癒される。
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以前読んだ「ふたつめの月」よりも前のお話。 前作と同じく、松尾たいこさんのかわいらしいイラストが印象的。 物語の大筋は、ちょっとしたミステリー。 だと思うのだが 根幹に流れている話は、ちょっと違うような気がする。 家族のことや、将来のこと、恋のこと いろんな悩みを抱える、ごく一...
以前読んだ「ふたつめの月」よりも前のお話。 前作と同じく、松尾たいこさんのかわいらしいイラストが印象的。 物語の大筋は、ちょっとしたミステリー。 だと思うのだが 根幹に流れている話は、ちょっと違うような気がする。 家族のことや、将来のこと、恋のこと いろんな悩みを抱える、ごく一般的な主人公が とある老人と関わることで事件と関わっていく。 事件が解決に向かうとともに 彼女の胸の中に絡まっていた問題も ちょっとづつほぐれていく。 誰しも抱えている問題は複数あり それらが複雑に絡み合っているもの。 だから、どれかひとつの糸口が見つかると 一緒に絡まっていたものも だんだんとほぐされていく。 そういうものなのかもと 読みながら思った。
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ファミレスで働く久里子が出会った不思議な老人が、久里子の周囲で起こる謎を解明していく。 「天使はモップを持って」と似た感じで、軽く読める。
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ファミレスで働くフリーターの久里子は、気になる客がいた。それは、毎日同じ席で何時間もすごす老人。彼女の愛犬が巻き込まれた事件をきっかけに、彼女は老人と親しくなっていく。 いわゆる「日常のミステリー」という部類にはいるのだろう。で、謎を解くには老人で、久里子はその助手のように...
ファミレスで働くフリーターの久里子は、気になる客がいた。それは、毎日同じ席で何時間もすごす老人。彼女の愛犬が巻き込まれた事件をきっかけに、彼女は老人と親しくなっていく。 いわゆる「日常のミステリー」という部類にはいるのだろう。で、謎を解くには老人で、久里子はその助手のようになって動く、といういわば王道。 しかしながら、それだけではないひっかかりがある。 主人公の久里子は、専門学校を卒業したものの上手く就職できずファミレスでアルバイトをしている。弟は、高校で挫折し、引きこもりのような浪人生活を送っている。そして、老人も…。誰もかれもが生きにくいとあがいている。 誰も特別ではない。 ミステリーといういわば非日常の世界を描きながら、そこにあるのは、同じように悩み同じように傷ついているという人の普遍的な姿なのだ。 そして、その閉塞から脱却することを、それは久里子だけに当てはまったことなのかもしれないけれど、特別なことは何もなく、ただきちんと前を向いて地道に生きていく彼女には光を感じる。 その光には、老人の力が少なからず関与しているのだけど。 彼女は、老人と出会うことで変わり、彼女が変わったことで弟も変わっていく。世界はビリヤードの玉のように、ぶつかり合うことで変わっていく。そこに光がある。 楽しく読んだ後、漠然と「優しい世界」を希求する自分がいた。 人は誰もが違う。けれど、誰も同じように悩み苦しんでいる。そういうことを皆がそれぞれに受け止められる、そんな優しい世界。 だから、非日常(ミステリー)なのだ。
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先に「ふたつめの月」を読んでから本作品を読みました。 なのでベースとなっているのは続編の方です。 こちらの作品の方が比較的ミステリ色が強い気がしました。 九里子のネガティブさが目立っていました。続編の恋に悩める九里子は魅力的だったなぁ。 近藤史恵の書く登場人物は魅力的な人ばかり...
先に「ふたつめの月」を読んでから本作品を読みました。 なのでベースとなっているのは続編の方です。 こちらの作品の方が比較的ミステリ色が強い気がしました。 九里子のネガティブさが目立っていました。続編の恋に悩める九里子は魅力的だったなぁ。 近藤史恵の書く登場人物は魅力的な人ばかりで好きです。女性は特に可愛い感じ。
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