人間通 の商品レビュー
人と人とのお付き合い方に関する、「名言・箴言の数々とその解説」と、「猿でもわかる的なよくあるノウハウ本」の中間ぐらいの本。「人と人」「組織と人」「国家と人」などのテーマで、それぞれ具体的な事例等を600時前後でまとめている。一つ一つの事例はわかりやすく、納得できるものばかり。今時...
人と人とのお付き合い方に関する、「名言・箴言の数々とその解説」と、「猿でもわかる的なよくあるノウハウ本」の中間ぐらいの本。「人と人」「組織と人」「国家と人」などのテーマで、それぞれ具体的な事例等を600時前後でまとめている。一つ一つの事例はわかりやすく、納得できるものばかり。今時の若い人が、大人を理解するために読むのにちょうど良い。個人的には、単語や文章表現が洗練というか成熟しているというか、真似したい技術だと感じた。
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難しくて全ては理解出来なかったけど、なるほどなあ!と気付かされる事が多かった。まさに目からウロコでした。人間の本質や社会の仕組みが分かって、明日から生き方や価値観、人間関係や物事の見方が変わりそう。何回も読み返したい。
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研ぎ澄ました言葉で人間の根幹を解き処世術となる書。少々肩苦しいが読みやすい文体、人間の本性を丸裸にする。このような論文は本でしか触れることができないし、読書の有益な面の新たな発見となった。人と人、組織と人、言葉と人本と人が特に参考になり、読了後に再度読み返したが人間通とは主張せず...
研ぎ澄ました言葉で人間の根幹を解き処世術となる書。少々肩苦しいが読みやすい文体、人間の本性を丸裸にする。このような論文は本でしか触れることができないし、読書の有益な面の新たな発見となった。人と人、組織と人、言葉と人本と人が特に参考になり、読了後に再度読み返したが人間通とは主張せず、相手を褒め、付け入られないバランスを保つことなのではと、考える。 折につけ悩んだときに読みたい人生訓。
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他人の気持ちを的確に理解出来る人を人間通という。普段の行動を振り返り、反省する事が多い。この本の事柄に学びたい。
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6/1読了 14冊目 「ただ愛嬌のあるやつには敵わない」という言葉をたまたま目にしてこの本を手に取った。 書き方が極端だし、中には到底賛同できないものや、今の時代これは当てはまらないだろうなというものもあったけれども、ハッとさせられるような真実もいくつもあって、面白かった。
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箴言と戯言が混在。結果、同意できるところと同意できない部分があった。全体的には古臭く、20世紀末出版とは思えない。文学者のせいか政治経済には疎いようで「国家と人」の部分には疑問を感じる点がいくつかあった。推薦図書100冊も玉石混交という印象。それにしても北村透谷を非難しまくってい...
箴言と戯言が混在。結果、同意できるところと同意できない部分があった。全体的には古臭く、20世紀末出版とは思えない。文学者のせいか政治経済には疎いようで「国家と人」の部分には疑問を感じる点がいくつかあった。推薦図書100冊も玉石混交という印象。それにしても北村透谷を非難しまくっているのはなぜだろうか。
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言葉を大事にして書かれている。これだけの語彙があるのはほんとにすごい。 様々な事柄、人を理解するのに必要なこと、に対して著者が短く解説している。ユーモアと辛辣さを持つのが本当の大人なのかも。
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人とは何か、組織とは何か、言葉とは何か、本とは何か、国家とは何か。 やや厳しい内容だが染み入る。 特に人と国家の章は多くの人に読んでもらいたい。 外交の基本も述べているので外国の施政者にも読んでもらいたい程。
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人間を煎じ詰めていけば、最後に残るのは欲である。人とはなにか。人と人との関係、組織と人との関係、言葉と人との関係、本と人との関係。それらを示し、人の心に迫る。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
やや愚痴めいていて、悲観的な感じ。まあ、人は嫉妬心で動くといったところはまあそのとおりかなあとは思うけど。同じようなことをフランスの誰かがいっていたような。
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