ヴィンランド・サガ(6) の商品レビュー
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腰ぬけ王子として揶揄されてきたクヌートが王として覚醒する第6巻。 この巻はキリスト教の旧約聖書の内容を引き合いに出した思索的な言葉が多い。特に教祖が語る愛とは差別であるという言葉は考えさせられる。この言葉をきっかけにクヌートは王への道を歩み出すが、正直まだクヌートが様変わりした理由がいまいちピンと来ていない。この部分はもう一度読むことにする。 さて、王の道を歩み始めたクヌートの下には護衛だったアシェラッドはもちろん、敵だった猛将トルケルも仲間に加わった。次巻の父・スヴェン王との戦いが楽しみだ。
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クヌート王子の覚醒編である。一つの物語が終わったかと思えば、次の物語がより大きな形で展開し始めている。これは理想的な展開の仕方だろう。 それにしても、なんとめまぐるしく、魅力的な物語展開だろう。残虐な行為がそこで行われているのに、こんなにも美しいのだ。本当に幸村さんの描く力に...
クヌート王子の覚醒編である。一つの物語が終わったかと思えば、次の物語がより大きな形で展開し始めている。これは理想的な展開の仕方だろう。 それにしても、なんとめまぐるしく、魅力的な物語展開だろう。残虐な行為がそこで行われているのに、こんなにも美しいのだ。本当に幸村さんの描く力には感服するしかない。 すばらしかった。星五つの評価を贈りたい。
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ヴィリバルド神父の言葉により、クヌート王子は王者として覚醒する。 トルフィンとトルケルの決闘が佳境。 負傷したトルフィンにトルケルが語るトールズの過去。 覚醒したクヌート王子が彼らの戦いを仲裁する。
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王子様成長の巻。 愛の本質とはすべてに対して平等であること。もっともそんな状態を美しいものと考えていいものかどうか。 そういうふうに考えてしまうということが、悪魔の実より授かった知恵ということなのだろうけど。 ついでにトルフィンとトルケルの決闘の巻でもあった。 密度が濃くて素晴...
王子様成長の巻。 愛の本質とはすべてに対して平等であること。もっともそんな状態を美しいものと考えていいものかどうか。 そういうふうに考えてしまうということが、悪魔の実より授かった知恵ということなのだろうけど。 ついでにトルフィンとトルケルの決闘の巻でもあった。 密度が濃くて素晴らしい巻だったな。
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トルフィンとトルケルの一騎打ち、決着。 そして愛とは何か?ラグナルの死にクヌート王子が覚醒する。 覚醒したクヌート王子の台詞がいちいちカッコいい。 ヘタレだった頃とのギャップがまた際立たせます。
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王子覚醒のシーンは久しぶりに読んでも抜群に印象的。愛とは何か。何物も差別せずありのままを受け入れること…ということなんだろうか。トルフィンは相変わらず痛々しいばっかり。怪我にしろ心の有り様にしろ。
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自分の持っている責任を自覚しそれを背負う事により王が覚醒した!それについて行く事を決意した男たち。 かっこよすぎる。 どんな人でも自分にぶれない人にはあこがれます!
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王子の目覚め、そしてオヤジの真の戦士として目覚めてからの行動。でも、主人公は復讐から目覚めることが無いのが悲しいところ。盛り上がるなぁ
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トルケルとトルフィンの決闘、クヌートの覚醒等見所が多い。 アシェラッドとトルケルがクヌート配下として組み、今後の展開に期待を持たせてくれた。
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