加茂のかんざし の商品レビュー

秋月達郎【著】

2021/02/20

京奉行・長谷川平蔵シリーズ第四弾
初めは前作と時期がオーバーラップしていて、お奉行が若狭へ探索にいったせいで、おとなしくしていた盗賊どもがそのスキに悪さをするというデンである。
また、同じ理由で、息子、のちの鬼平も出番がない。
今回は、どちらかというと与力大江権十郎の大活躍（？）という感じだが、それ以上にぶぶ漬が大活躍かな。

2017/06/19

京都西町奉行所 長谷川平蔵第四弾。
読んでいて、鬼平犯科帳の長谷川平蔵さんと錯覚をするくらい、父と息子の行動が似ている。
でも、「あ、こんな時、鬼平犯科帳の平蔵さんは、これはしないな」という場面も出てくるので、そこで、これは父親の話なのだと思い出す。

このシリーズは、この四弾で止まってしまっている。
それが残念だなー。。