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古文入門 読解と演習23 の商品レビュー

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2017/05/06

23題の問題を解きながら、動詞や助動詞、敬語といった基礎文法を確認していく構成になっています。問題は、近世から中世、中古と、親しみやすい文章からより難しい文章に移っていくように配列されており、文法を一通り学んだ読者がスムーズに読解に入っていけるように工夫されています。 また、解...

23題の問題を解きながら、動詞や助動詞、敬語といった基礎文法を確認していく構成になっています。問題は、近世から中世、中古と、親しみやすい文章からより難しい文章に移っていくように配列されており、文法を一通り学んだ読者がスムーズに読解に入っていけるように工夫されています。 また、解釈の難しい箇所には文章中に現代語訳が添えられており、初学者が放り出してしまわないような工夫がなされています。演習と通してすでに学習した文法事項が実際の問題を解く上でどのように活用することができるのかということを、実地に学ぶことのできる本だと思います。 23題の演習問題のほか、章末の「総合演習問題」と実際の入試問題3題が収録されています。ただし、あくまでも本書の主眼は、読解とそれを通じての重要文法事項の確認にあると見るべきでしょう。文法はすでに十分にマスターしており問題演習に取りかかっている受験生にとっては、本書のていねいな解説はかえってうるさいと感じられるかもしれません。

Posted byブクログ

2010/12/20

『古文新読法 現代からはじめる講義23 』の再編。 『古文上達 基礎編』と比べて、どちらが易しいか疑問。 記述重視で、コラムなどが充実している。 じっくり読み込めば力は付くが、高1に薦められるかどうか、ちょっと迷う。

Posted byブクログ