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『十五少年漂流記』への旅 の商品レビュー

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8件のお客様レビュー

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2024/05/06

いつもの旅行記と思いきや、”十五少年漂流記の登場人物の国籍は当時の世界情勢の縮図にも見える”などの深い考察もある真面目な一冊

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2022/11/26

15少年漂流記のモデルとなったとされる島を聖地巡礼する話。漂流記だけでもたくさんの本があり、それを全部読んでいる椎名誠さんがすごい。子供の頃持っていた冒険への好奇心を満たすため、行動し旅を続けることで広がる世界に自分自身も魅せられる。作者がどこまで続けられるのか分からないけど、次...

15少年漂流記のモデルとなったとされる島を聖地巡礼する話。漂流記だけでもたくさんの本があり、それを全部読んでいる椎名誠さんがすごい。子供の頃持っていた冒険への好奇心を満たすため、行動し旅を続けることで広がる世界に自分自身も魅せられる。作者がどこまで続けられるのか分からないけど、次の本を読んでみたいと思った。

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2021/11/08

小説のモデルとなった島が研究者によって確定されていたのが、日本の園田女子学園・田辺教授によって違う候補が提示された。それを確認するため椎名が旅に出る。この本には、この島探しだけでは、彼が体験した過酷な旅を紹介している。彼は『十五少年漂流記』が、世界の少年に愛された理由に「視覚の差...

小説のモデルとなった島が研究者によって確定されていたのが、日本の園田女子学園・田辺教授によって違う候補が提示された。それを確認するため椎名が旅に出る。この本には、この島探しだけでは、彼が体験した過酷な旅を紹介している。彼は『十五少年漂流記』が、世界の少年に愛された理由に「視覚の差異と思考の問題」がある。それを少年に知ってもらうためにどんどん織り交ぜたと書いている。 これは、少年だけでなく老人にも刺激的だった。

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2015/01/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

昔、わくわくして読んだ『十五少年漂流記』。モデルの島を探す!というシーナさんの物語。やっぱりわくわくした。 シーナさんのわくわく!触発されて、再び『十五少年漂流記』を借りてきた。一冊で何冊分もわくわくした。ちなみに、今は『十五少年~』というタイトルと同時に、原題『二年間の休暇』で福音館書店、岩波書店等から出版されている。

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2014/08/24

小説の舞台を訪ねるのはおなじみの企画だが、ヴェルヌの『十五少年漂流記』の舞台は無人島。面白いのかな? と半信半疑で読んでみた。 持ち前の好奇心と行動力で旅を続ける椎名氏の興味は、自然や人間、歴史・・・あちこちへ広がりすぎて忙しいが、新鮮な驚きに満ちていた! 『十五少年漂流記』もう...

小説の舞台を訪ねるのはおなじみの企画だが、ヴェルヌの『十五少年漂流記』の舞台は無人島。面白いのかな? と半信半疑で読んでみた。 持ち前の好奇心と行動力で旅を続ける椎名氏の興味は、自然や人間、歴史・・・あちこちへ広がりすぎて忙しいが、新鮮な驚きに満ちていた! 『十五少年漂流記』もう一度読み返したくなった。

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2011/12/17

小学校のとき海底二万マイルでジュールベルヌ作品にはまり、当然十五少年漂流記も読んでました。 なんだか改めて大人の視点から読んでみたくなりました。 椎名誠さんの言い回し(書き回し?)は面白い。

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2011/09/23

『15少年漂流記』のモデルの島をめぐる旅。従来からモデルと言われている島と、新説の島を旅して、15少年大好きオジのシーナさんが比較検討するというお話。まず『15少年〜』という小説は、様々な出版社、翻訳家で出ているといことに驚いた。大好きな本をそうして読み比べてみるのも面白そうだ。...

『15少年漂流記』のモデルの島をめぐる旅。従来からモデルと言われている島と、新説の島を旅して、15少年大好きオジのシーナさんが比較検討するというお話。まず『15少年〜』という小説は、様々な出版社、翻訳家で出ているといことに驚いた。大好きな本をそうして読み比べてみるのも面白そうだ。実は私は『15少年』はまだ」読んでいないので…、うーんどれを読もうか…、最も古いものか、最新か。結局、最新(出版年が若い)のを図書館で予約してみた。と、いま、それなら私の好きなジュールの『海底二万海里』はどうなっているかと見てみたら、いやー、タイトルもどんどん変わっているのですね。『海底二万マイル』『海底二万リーグ』いやいや。シーナさんが好きな冒険もの小説(のタイト)がたくさん紹介されているので、読書案内的に読むのもアリかと。そういえば、この本をもって出張へ行ったところ、たまたま席を立つ時に机に置いておいたら、知り合いから「この本に出てくる、新説を唱えている田辺教授って私の恩師なんねん!」と声をかけられ驚いた。人生どんな所でつながるかわからないものですね。

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2009/10/07

旅作家“椎名誠”の原点になったという本書の秘密の探検書。ヴェルヌの「十五少年漂流記」は大人になって読んでも、わくわくする。それにつけても、小説の舞台になった島が、もしかしたら、マゼラン海峡のハノーバー島ではなくニュージーランドの東に点在するチャタム諸島ではないか? との疑問で動き...

旅作家“椎名誠”の原点になったという本書の秘密の探検書。ヴェルヌの「十五少年漂流記」は大人になって読んでも、わくわくする。それにつけても、小説の舞台になった島が、もしかしたら、マゼラン海峡のハノーバー島ではなくニュージーランドの東に点在するチャタム諸島ではないか? との疑問で動き回れる著者がなんとも羨ましい。

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