ユダヤ 賢者の教え の商品レビュー

前島誠【著】

2021/07/25

何か学びがあるかと思い読み直したが、私は著者の見解を理解しかねる。「人に迷惑をかけるな」の教えに対する見解など屁理屈にしか思えない。言葉の文字面だけを見て反抗しているだけに思う。

2014/03/02

何となく手に取った本であったが、以外に興味深い内容であった。
文化による物事の考え方の違いというのは非常に興味深い。偏った常識、ルール、正義感というものは厄介な存在であると説く。
『人は、少々欲張りで時には気前がよく、臆病なくせに時としてやたらに勇気が出る。一方で清潔でありたいと望みながら、他方ではきわめて淫乱であり、見かけだけは強そうなしぐさのうちに、頼りないまでの弱い心を抱いている。そのくせ人は、二面性を抱えているありのままの状態を、素直を認めることをいたずらに回避して･･･』非常に耳が痛い

2014/02/09

ユダヤの教えてについて知りたくて読書。

ユダヤの教えを著者の経験談で説明、解説していく本。

日本の家庭内教育が弱体化してくなかで、教育力再生のためにユダヤ教の教育のいい部分を学び、取り入れてもいいのかもと思う。

もっとユダヤ教について学びたくなる。

迷惑をかける下りが興味深い。確かに、人に迷惑をかけるな的なことを口酸っぱく言う人に限って自分ができていないと感じることは多々ある。また、格言や美辞麗句を並べ立てる人にも同じことが言える。言葉に陶酔しているのだと思う。

確かに人間は迷惑をかけるものだという前提で考えて行動する方が現実的。

人と違うことをやる。どうすればもっとよくなるか、幸せになるかを常に考える。

最後の著者の疎開時代のI先生のエピソードは日本人的な愛情、優しさを感じさせてくれる。子どもの時にこのような大人に出会うと一生涯心に残り、肯定的な影響を与えてくれる。I先生と同じことが今の自分ができるかと自問してみるも…答えはノーだった。

読書時間:約55分

2009/10/04

「何でもいから、他人と違ったことをやれ」・・ついつい他人の目を気にして、
自分の本当にやりたいことをしないでいることの多い日本人には、ちょっと
耳の痛い言葉が、ユダヤのトーラー（ユダヤの律法）から語られています。
思わずうなったのは、「他人に迷惑をかけてないからいい」という人ほど、
「他人に迷惑うをかけて平気でいる」と言うフレーズ。これって、自分勝手な人の言い分を
ずばり言い当てていますよね〜〜。
ユダヤの教えの中に、今の倫理不在な日本に当てはまる真実がいっぱいあるようです。