外国語ABZ の商品レビュー
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外国語上達(特に英語)と日本人は尽きないテーマの一つだ。この問題はずっと付きまとっていて、本屋に行けば必ず目にするタイプの本だ。各界の著名人がそれぞれの外国語論を書いている。発行されたのは1985年だが、昔の著名人も悩みが尽きないのがよく分かる。 外国語との出会い、格闘、思いはそれぞれいろいろあって興味深い。ドナルド・キーン、塩野七生、加藤周一、鈴木孝夫、山崎正和など著名人が語学に関して思うところを書いている。 英語のみならずフランス語などのヨーロッパ言語にも触れている方がいる。例えば、「フランス語らしく書く 仏作文の考え方」などの参考書で有名な松原秀一慶應義塾大学名誉教授の文章が載っている。 これからも語学とテーマにした各界有名人の話は何らかの形で掲載に違いない。かつてDaily Yomiuriと呼んでいて今はJapan Newsと名前を変えた英字新聞で、有名人が英語とのかかわりについて文章を寄せている。それだけに語学業界にとっては、TOEICやTOEFLと言ったキーワードをちりばめて、いかにお客「あるいはカモ」をゲットするかが重要になる。
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