回螺 の商品レビュー
暗黒漫画。意識を階層ごとに表現した作品。本当に難解ですが、1年ごとに1回とか、自分の環境が変化してから再読すると、すんなり内容が入ってきたりする。暗黒だけど、どこかせつない。
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勧めておいてなんですが、私も内容を把握出来ておりません。 意識と記憶に纏わる物語。どこまでも迷宮に沈み込んでいくようなストーリー。考えれば考えるほど、考察は広がっていきます。 内容は『暗黒四部作』と呼ばれるだけあって、非常に重いです。(^_^;)
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1996年『白雨』(同人誌)、1998年『古街』(FLAT)、2000年『樹葬』(エースネクスト)、2007年(?)『廃域』を収録。
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この物語をなんと表現したらいいんだろう。 安倍 吉俊の漫画の中でも異彩を放っている。 キャラクターたちは気がつけば見知らぬ迷宮の中に閉じ込められている。 脱出のために迷宮を彷徨うが、出口も手がかりも見つけられぬまま、一人、また一人と怪物に襲われたり、仲間の変わり果てたも...
この物語をなんと表現したらいいんだろう。 安倍 吉俊の漫画の中でも異彩を放っている。 キャラクターたちは気がつけば見知らぬ迷宮の中に閉じ込められている。 脱出のために迷宮を彷徨うが、出口も手がかりも見つけられぬまま、一人、また一人と怪物に襲われたり、仲間の変わり果てたものに食らわれていく。 そして、それを逃れた物も、絶望的な運命が待ち受ける。。。 どこまでも救われない、救われる道のない世界。 希望はどこにあるのか?読み手さえも絶望的な気分にさせる物語。 こういう物語を書かせたら、安倍 吉俊の右に出る者はいないだろう。 絵柄もぴったり。 暗く彷徨いながら絶望と希望の狭間をふらつくような、危険な香りが道が物語を堪能できる特異な一冊だ。 人に勧めるのが難しい一冊だが、俺は大好きだ。
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安倍先生の絵が大好きなので即買いしました。 一連の世界観に沿って繰り広げられる、ストーリーの断片の集合。 独特の世界観と雰囲気のある絵に引き込まれます。
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「灰羽連盟」の原作者、「serial experiments Lain」のキャラクターデザインの安倍さんの画集です。 漫画というよりはもう画集。 けれど、扱っている内容はとても重くて深く、その熱意はあとがきの長文で窺い知ることが出来ます。 ――意識とは何か?
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