モンテ・クリスト伯(中) の商品レビュー

アレクサンドル・デュマ・ペール(著者),竹村猛

2024/04/17

復讐に向けて伯爵が動き出した。
ただまだ本格的な復讐劇には及ばず復讐相手やその家族、周辺の動向が大部分。
少しづつ動いている伯爵の復讐劇がどういう風に運ぶのか下巻が楽しみ

2022/11/18

幼少の折に読みそこねると、読み方に迷うことがある。
訳書が多数存在する場合がその一つの例で、本タイトルもそれによって長いこと読む機会を得られずにいた。

きっかけはどうということもなく、岩波少年文庫に謝意を告げる見知らぬ誰かの書き記しを目にしたことで、それが背を押すことになった。

訳の良し悪しは、他の版と読み比べていないので比較することはできない。時折、直訳っぽいかなと感じる箇所はある。

2018/02/24

着実に復讐を進めていくエドモンさん。駒を増やし、じりじりと迫っていきます。他の人と比べてダングラールのことは、社交辞令もあまりなく素で嫌い感が出てるように見えるんですが気のせい・・？

2013/12/27

着々と「復讐」の準備を進めるモンテ・クリスト伯。
しかし、２巻読み終わって、まだまだ復讐最終段階には入っていない。
最終巻後半はネタバラシだとして、３巻前半で、一気に悪者一家が崩壊していくのでしょうか。
それにしても、悪者はあくまでひねくれ根性で、善人はあくまで天使のような心ですね〜。その単純さがおもしろいのですが。

2012/07/28

パリの社交界にデビューし、たちまち人気の的となるモンテ・クリスト伯。自分に陰謀をはたらいた知人たちの欲望と秘密を掌握しながら、巨万の富と強靭な意志をたよりに、着々と復讐の準備を進めていく。

2012/01/03

この物語が楽しいのはやっぱり「イヤなタイプの人間」を思いっきりデフォルメしたダンテスの敵陣営の描き方が巧みであることと、逆に想像を絶するような苦しみを味わったダンテスに冒頭で思いっきり共感できちゃうことによる「ダンテス贔屓」の感情が最後まで持ち続けられることにあるんだと思います。　　冷静になってよくよく考えてみるとかなりひどい復讐劇の物語なんですけどね。

（全文はブログにて）