陰陽師 飛天ノ巻 の商品レビュー
帯表 百鬼が群れる平安京の闇の果て 妖怪が、魔物が、怨霊が、都のあちらこちらに跋扈する。立ち向かうは希代の陰陽師・安倍晴明と笛の名手・源博雅。快作七篇。 帯裏 「あな、くちおしや。久かたぶりに、人の肉をば啖うてやろうと思うたに-」 「かくなりし上は、この牛の肉をば啖うてゆこうぞ」...
帯表 百鬼が群れる平安京の闇の果て 妖怪が、魔物が、怨霊が、都のあちらこちらに跋扈する。立ち向かうは希代の陰陽師・安倍晴明と笛の名手・源博雅。快作七篇。 帯裏 「あな、くちおしや。久かたぶりに、人の肉をば啖うてやろうと思うたに-」 「かくなりし上は、この牛の肉をば啖うてゆこうぞ」 (中略) 牛の身体には、びっしりと小鬼がたかって、その肉を啖っている。 ほどなく、牛の声はやんで、ひしひしと牛の肉の、鬼たちに啖われる音ばかりが響く。 がつん、 ごつん、 ごり、 しばらくして、その音がやんだ。(本文より)
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1995.6.20 1刷 1,200 百鬼が群れる平安京の闇の果て妖怪が、魔物が、怨霊が、都のあちらこちらに跋扈する。立ち向うは希代の陰陽師・安倍晴明と笛の名手・源博雅。快作七篇。 天邪鬼・下衆法師・陀羅尼山・露と答へて・鬼小町・桃薗の柱の穴より児の手の人を招くこと・源博雅堀川橋...
1995.6.20 1刷 1,200 百鬼が群れる平安京の闇の果て妖怪が、魔物が、怨霊が、都のあちらこちらに跋扈する。立ち向うは希代の陰陽師・安倍晴明と笛の名手・源博雅。快作七篇。 天邪鬼・下衆法師・陀羅尼山・露と答へて・鬼小町・桃薗の柱の穴より児の手の人を招くこと・源博雅堀川橋にて妖しの女と出逢うこと
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夢枕獏『陰陽師』第2巻になるのかな。人の心の中に沸き起こる恨みや憎しみの気持ちが鬼や怨霊を生む。小野小町が出てきました!しかもあんな役で(笑)
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読んでいて、とにかく勉強になる。 “芥川”とか“小野小町”とか知ってる・知ってる♪って感じ。 それに、相変わらず晴明と博雅がステキ。 「怖くはないか」と問われ、怖くなさそうに「怖いさ」と答える晴明の明けらかさ。 そして、晴明ほどの男に『博雅はよい漢(オトコ)である』と言...
読んでいて、とにかく勉強になる。 “芥川”とか“小野小町”とか知ってる・知ってる♪って感じ。 それに、相変わらず晴明と博雅がステキ。 「怖くはないか」と問われ、怖くなさそうに「怖いさ」と答える晴明の明けらかさ。 そして、晴明ほどの男に『博雅はよい漢(オトコ)である』と言わしめる博雅の『愚直なほど』の『真っ直』さ。 はぁ〜 おなかいっぱい☆
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