川柳うきよ大学 の商品レビュー

小沢昭一【著】

2023/11/12

　「小説新潮」の川柳欄、平成15年～19年連載分です。小沢昭一「川柳うきよ大学」、2008.5発行。①島の医者患者囲んで酌み交わす　②方丈記判る頃には介護四　③歯科眼科泌尿器科で幕が降り　④改革の最後は政府民営化　⑤山盛りのミカンこたつにあるも幸

2011/05/22

［　内容　］
「メール打ちその指で揉め母の肩」「方丈記判る頃には介護四」…前作『川柳うきよ鏡』の大好評につき、より強力かつ新鮮な続編の登場です。
ここに連なる川柳群は、平成の世をあざ笑ったり毒づいたりした民草のうめき声の記録となっていること、間違いありません。
変動めまぐるしい情報過多の昨今、近い過去を振り返る世相の記録ともなっているはず。何はさておき、早速、一句一句の妙をどうぞご覧じろ。

［　目次　］

［　ＰＯＰ　］

［　おすすめ度　］

☆☆☆☆☆☆☆　おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆　文章
☆☆☆☆☆☆☆　ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆　メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆　冒険性
☆☆☆☆☆☆☆　読後の個人的な満足度
共感度（空振り三振・一部・参った！）
読書の速度（時間がかかった・普通・一気に読んだ）

［　関連図書　］

［　参考となる書評　］