太郎物語 の商品レビュー
墓場にいくまでにあと何回かは読む本。憧れの先輩の背中の肉に幻滅する場面がある。高校生の青春の感覚が生々しくて衝撃だった。何度か読み返すが本への感覚が変わってく。何回でも読める」
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高校生の頃に読みました。大学の学部の選び方は大変参考になりましたね。文化人類学なんて、高校には分からない未知の領域ですから。でもそういう学部もあるのかと思いました。高校生には是非読んで欲しい1冊だと思います。
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かつて私が小学6年生くらいだった頃、塾の国語の テキストに出てきた本。 むっむっ!!これは何だ!と面白いなぁと記憶に残り 大学ぐらいで改めて読み直す。 それ以来、曽野綾子さんの小説のファンになりました。 内容としては、まあ 高校生の太郎君がちょっと人と違う視点を持っていて、 大...
かつて私が小学6年生くらいだった頃、塾の国語の テキストに出てきた本。 むっむっ!!これは何だ!と面白いなぁと記憶に残り 大学ぐらいで改めて読み直す。 それ以来、曽野綾子さんの小説のファンになりました。 内容としては、まあ 高校生の太郎君がちょっと人と違う視点を持っていて、 大人で、語れる人風な雰囲気を持つ主人公のお話です。(笑) 個人的には、こんな男の子と付き合ってみたかったです。 ドラマみたいに読みやすいですよ
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クサクサの対極なんだけど 決して鼻に付かない、 なんか感じいい。 森見界の住人と友人になりたい私だから、 この太郎と友達になりたいとは思わんし、なれないだろうけど、 でも隣の席になったらそこそこ話す仲、 みたいなひとがらのよさが感じられるよ。 やたらと会話文が多いしあまりに読みや...
クサクサの対極なんだけど 決して鼻に付かない、 なんか感じいい。 森見界の住人と友人になりたい私だから、 この太郎と友達になりたいとは思わんし、なれないだろうけど、 でも隣の席になったらそこそこ話す仲、 みたいなひとがらのよさが感じられるよ。 やたらと会話文が多いしあまりに読みやすいため、 「これって昔のラノベかいや」と思いきや、 後半の太郎の言説の一つ一つが、重かったり。
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昔話かとおもったら、ちょっと前に『山田太郎ものがたり』というドラマがあってあんな感じ (山田と違い、山本太郎は一人っ子の3人暮らし) 辛い時も明るく、人生をしっかり信念を持って生きている 『人生ってのは、暗いのが普通でしょう。』 そう考えると身の回りに起こる、ちょっとしたいいこと...
昔話かとおもったら、ちょっと前に『山田太郎ものがたり』というドラマがあってあんな感じ (山田と違い、山本太郎は一人っ子の3人暮らし) 辛い時も明るく、人生をしっかり信念を持って生きている 『人生ってのは、暗いのが普通でしょう。』 そう考えると身の回りに起こる、ちょっとしたいいことが、とても素晴らしい幸福に思えてくる 大学編も読みます^^
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30年前の高校生、自分はもう少し後、でも、そう大差無し。高校生の頃の考え方って、こんなだったかなと、記憶の糸を辿ろうとするが、今一つ思い出せない。こんな事では、呆けるのも早かろうなぁ(~_~;)
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曽野綾子の政治的な主張は置いておいて、この物語の太郎を通して語られる人生観や現実の捉え方は何度読んでも痛快。 太郎物語の中に、「作品が正しく評価したいなら、著者の名前を隠せば良い」という言葉があり、それはどちらかというと「名声や権威に引きずられないように」という意味で使われてい...
曽野綾子の政治的な主張は置いておいて、この物語の太郎を通して語られる人生観や現実の捉え方は何度読んでも痛快。 太郎物語の中に、「作品が正しく評価したいなら、著者の名前を隠せば良い」という言葉があり、それはどちらかというと「名声や権威に引きずられないように」という意味で使われていると感じたのですが、今、別の意味で、この作者のこの作品がそういう状態にあります。 作者が何を言ってるかを考えたらとても読みたくない。太郎物語の自由な自律心が、あんな自己責任論みたいなものに変貌していくなんて思いたくない。
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