枕女優 の商品レビュー
先に女優仕掛け人を読んでから こちらを読んだんだけど・・・ 内容が薄すぎるーーー! 新堂さんの本って、良い、ダメが激しいよね。
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とても短い話。 さらっと読めるのだが、内容も、やはりそれなりのもので・・・。女優の話なのに、女優という仕事そのもののリアリティが伝わってこない。結局その周辺の汚い部分だけを取り上げたかったのだろうが、なんというか、想像以上のもの、少なくとも、帯に大げさに書いてあるような衝撃的内...
とても短い話。 さらっと読めるのだが、内容も、やはりそれなりのもので・・・。女優の話なのに、女優という仕事そのもののリアリティが伝わってこない。結局その周辺の汚い部分だけを取り上げたかったのだろうが、なんというか、想像以上のもの、少なくとも、帯に大げさに書いてあるような衝撃的内容ではなかった。 奇をてらった構成にしているのだが、半分くらい読んだところで、ラストが想像できてしまった。 まったく面白くないわけではないとは思うのだが。。。
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評価の難しい作品。 行為と結果の繰り返しで、行為に至る葛藤が描かれないために ラストがあまりに取ってつけたよう。 幕間の劇中劇に必然性も話の流れとのリンクもなく、 これまた取ってつけたようにラストで重要な役割を付与する。 この主人公が壊れる「満たされなさ」の正体くらいは、仄...
評価の難しい作品。 行為と結果の繰り返しで、行為に至る葛藤が描かれないために ラストがあまりに取ってつけたよう。 幕間の劇中劇に必然性も話の流れとのリンクもなく、 これまた取ってつけたようにラストで重要な役割を付与する。 この主人公が壊れる「満たされなさ」の正体くらいは、仄めかしてもらいたいところ。 飽きてしまい最後まで熟読するのは無理だった。 文庫で平積みする作品には少なくとも思えない。
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女優に限らず、タレント、歌手、もしかしたら普通の契約社員と上司の関係でもこういうことってあるのかもしれない。きっとある。絶対ある・・・・・ と思いながらテレビ見てると、この娘もかなあの娘もかなと、つい色めがねで見ちゃうじゃないですか。 役柄に入り込みすぎて気がおかしくなるっていう...
女優に限らず、タレント、歌手、もしかしたら普通の契約社員と上司の関係でもこういうことってあるのかもしれない。きっとある。絶対ある・・・・・ と思いながらテレビ見てると、この娘もかなあの娘もかなと、つい色めがねで見ちゃうじゃないですか。 役柄に入り込みすぎて気がおかしくなるっていうのは極端かもしれないけど、売れっ子になると態度がでかく、わがままになるっていうのは絶対にありますね。「べつに」の沢尻えりかを思い出しちゃった。あの娘も枕営業したのかしら。
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■0922. <読破期間> H21/3/15~H21/3/17 <本の内容> 「少し瞼が重いな。鼻ももう少し高い方がいい。歯並びも気になる。 谷川、一ヶ月で、全部直させろ。売り込みはそれからだ」。 高校三年生の夏、一人の少女がある弱小芸能事務所のオーディションに合格し、芸能界...
■0922. <読破期間> H21/3/15~H21/3/17 <本の内容> 「少し瞼が重いな。鼻ももう少し高い方がいい。歯並びも気になる。 谷川、一ヶ月で、全部直させろ。売り込みはそれからだ」。 高校三年生の夏、一人の少女がある弱小芸能事務所のオーディションに合格し、芸能界への切符を手にした。 芸能人・鳥居水香の誕生… しかし憧れの世界に入った彼女の前には、想像を絶する現実が立ちふさがっていた。 月収数千円の生活に耐える日々、バーター女優と蔑まれる屈辱、 そして自らの身体を駆使して役を獲得する“枕営業”。 親を、友を、故郷を捨て、そして「整形」により十七年間ともに歩んで来た「鈴木弘子」という“個”までも無くしてなお、 少女はトップ女優になることを決意する。 プロデューサー、脚本家、企業の重役との「夜の営業」、ライバルのスキャンダルを画策、プロデューサーへの恐喝。 そして数年後。 四クール連続のドラマ出演、六本のCM、「なりたい芸能人の顔NO.1」… バーター女優・枕女優はいつしか、わがまま姫・独裁女王・女帝と呼ばれるようになり、芸能界のトップに君臨していた。 しかし…。
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2/17-2/17 この単行本を1575円で買った人たち、 読んで満足したろうか? 341円で買った僕でも 不満足。
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- ネタバレ
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………………。 なんなんすかね、これは。 この本を読んで一体私に何を感じろというのか、という気持ちでした、申し訳ないが。 本当にあるかどうか知らないけど、昔からよく噂される、「枕営業して自分をドラマや映画に出演させてもらう」ってやつ。 それをやってトップ女優になった人の話ですが、もう一度言いますがなんなんすかね、これは。 弘子にもまったく共感・同情出来ないし、どうしたらいいのか。 この方の本は初めて読ませていただきまして、しかも「忘れ雪」というのも今一緒に借りてきていますが、読むのが怖いです。
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一番初めに、殺し合う家族を読んでしまったからなのか、ちょっと物足りないというか、文章詰まってないというか。現実に起こりうることかもしれないけどよく分からない。ちょっとホラーのような気分だった。。。
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うう〜ん。「多分、こんな感じなんだろうな」、と思う芸能界がそのまま描かれていて。読み終わって「ああやっぱりそうね」と思ってしまった。女優としての仕事を手に入れるために整形し身体を使ってのし上がっていく。けれどそれで手に入れたtopの座も、そこに居座り続けるにはそれまでの悲惨な苦労...
うう〜ん。「多分、こんな感じなんだろうな」、と思う芸能界がそのまま描かれていて。読み終わって「ああやっぱりそうね」と思ってしまった。女優としての仕事を手に入れるために整形し身体を使ってのし上がっていく。けれどそれで手に入れたtopの座も、そこに居座り続けるにはそれまでの悲惨な苦労よりも、もっと強い意志を必要とするわけで。だから、やっぱ芸能界の一線を走り続けることのできるヒトってのは一握りしかいないってことなんだな。
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毒々しさを期待したら肩透かしを受けた。自分の体を提供する変わりにのし上がっていく女優の姿を描くのかと思えば、人気が出たとたんに仕事放棄して、なんなんだ?章の終わりの短編も生かされてないし、微妙だ。
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