赤ちゃん教育 の商品レビュー
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先日とある講演会で拝見した野崎歓先生があまりにも素敵だったので(このあたりの感覚は学生時代から全くブレない)著作を探っているとあまりにも面白そうなこのエッセイを見つける。「幼児」と突き放しつつも主観的親バカぶりを発揮し、文学と絡めた高尚な分析・文体ながら、やはり一貫して親バカぶり...
先日とある講演会で拝見した野崎歓先生があまりにも素敵だったので(このあたりの感覚は学生時代から全くブレない)著作を探っているとあまりにも面白そうなこのエッセイを見つける。「幼児」と突き放しつつも主観的親バカぶりを発揮し、文学と絡めた高尚な分析・文体ながら、やはり一貫して親バカぶりを自覚的に記録した書。肩を震わせて読み切った。
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よくある親バカ育児エッセイなんだけど、東大の文学部の先生が書いていて、サルトルがどうとかバルザックがどうといった蘊蓄が散りばめられ、また表現も面白おかしく文学的で、笑える。
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可愛すぎる仏文教授の子煩悩エッセイ。 親馬鹿心からついには「鏡像段階」ならぬ「電車段階」を提唱しながらも、愛息からは「てて、ないくん!」でひと蹴りされる愛すべき父親です。
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珍しく再読までしてしまった本。野崎先生には、大学で映画論など教わっただけに、クールな印象の先生がこんな一面もお持ちだったとは…という驚きと見事なまでの親バカぶりを心より楽しみました。人文書のノリで大真面目に親バカする楽しさ。
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表紙をみると、爆笑子育て話だと思っちゃったよ! ふたを開けると、親バカ赤ちゃんかわいいよ話にはちがいないが、なるほど文学者らしい記述がちばめられていますね。 プルーストがどう、とか、サルトルがどう、とか引用が独特すぎる。だがそれがよいのです。 あとは鉄キチのおはなし。ただひたすら...
表紙をみると、爆笑子育て話だと思っちゃったよ! ふたを開けると、親バカ赤ちゃんかわいいよ話にはちがいないが、なるほど文学者らしい記述がちばめられていますね。 プルーストがどう、とか、サルトルがどう、とか引用が独特すぎる。だがそれがよいのです。 あとは鉄キチのおはなし。ただひたすらにかわいい男児だねえ。愛らしくてほっぺをむぎゅっとしたくなります。 ちなみに、前半よりは後半の方が読みやすいかもー
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「テテないくん!」 「なにしてる、テテが!」 表現は違うけれど、過去に同じようなことを言われていた人が身近にいた。 赤ちゃんの自我形成の重要な段階として、「電車段階」のほかにもう一つ「動物段階」というのも加えてほしい。
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我が子への愛情が溢れ過ぎている。 「なにしてる、テテが!」は名言。 言われたらへこむだろうなぁ。
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きかんしゃトーマスに対する批評にしびれた。 そうだよね、列車が主役で話を作るんだから、必然的にトラブルが中心になるよね。キャラクターもゆがむよね。
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その後の子育ての様子がどこかに書かれているかと思い、著者をインターネットで調べていたら、高校の頃よく読んでいたトゥーサンの本を訳した人だということがわかった。 若い頃読んでいた本の訳者が書いた育児エッセイを、月日がたち、妊婦として読んでいるという状況に、勝手にしみじみ。
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