双樹に赤 鴉の暗 の商品レビュー
再読。「あ!」と叫んでから、そういえば最初に読んだときもここで叫んだよ、と思い出しました。幸せな脳です(苦笑)。変わるもの、変わらないもの。ギブアンドテイク。計算された構成がお見事です。……また再読する時は、トリック覚えたまま再読して伏線やミスリードににやにやしたい!(笑)
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シリーズ9作目。 ラストが幸せそうで、よかった。 リベザルをからかう秋がいいなー。秋に丸め込まれるリベザルが可愛い。 にしても、「タワシ、試験管ブラシ、マリモ、毛玉、赤提灯」って…。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
座木さんがおかしくなってしまう巻、という印象(間違ってないけどさぁ)。関係ないけど、茶プリン(ちゃっぷりん)を存在するなら食べてみたい。 この巻は、秋くんとリべくんが2人で行動しているシーン多々で、私にとっては嬉しい限りの巻です。壊した鳥籠を一緒に直してたりだとか、お出かけしたりだとか、ほのぼのとしててすごく好き。前後省略しますが、「でも、行きませんか?」「要するにこの僕とデートしたいんだな?」というやり取りはかわいくていい! リべくんが不本意そうに「ものすごく語弊がありますけど」って言うとこもすごくかわいい(萌)!
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読み終わってまず思ったこと。 時系列がわからない・・・・!(笑 え、これはいつ?え?え?とちょっと考え込んでしまいました。なんかもう、一律同じ時間で進んでいるものと思い込んでいたが故の混乱ですね。 楽しかった^^ 今回主軸となる人間は、不平不満でいっぱいだけど、そんなものを溜め...
読み終わってまず思ったこと。 時系列がわからない・・・・!(笑 え、これはいつ?え?え?とちょっと考え込んでしまいました。なんかもう、一律同じ時間で進んでいるものと思い込んでいたが故の混乱ですね。 楽しかった^^ 今回主軸となる人間は、不平不満でいっぱいだけど、そんなものを溜め込みながら生きているサラリーマンです。我が身のようで身につまされました。 上司からのお小言。 自分では頑張ってるつもりなのに出ない成果。 できる同僚たちの目。 できない自分のふがいなさ。 そんなもので凝り固まったサラリーマンの物語でした。秋は彼に何もしません。お客じゃないし。 同軸で高遠さんの物語も進んでいきます。 人が変わるっていうのは、本当に些細なきっかけなのかも、と思いました。些細な何かが心に触れて、ぐるりと世界が変わる。その回った先が「いいこと」なのか「悪いこと」なのかは、その時の感じ方によるんだろうなぁ。 作中で秋と高遠さんが正義について意見を述べ、サラリーマンが自分を見つめ直すところがあるんですけど、本当に自分自身の日常を考えさせられました。 この本はミステリーに分類されると思いますけど(ファンタジーかな?)、だけど、物語を楽しむと同時に自分自身についても思いを巡らせてしまうようなすごい本でした。
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薬屋探偵妖綺談シリーズの第9弾。 高遠がバリバリ働いてました。來多川がちょっとイラっと来るタイプだったんですが、彼のおかげで高遠がすごい男前に見えた(笑)いい引き立て役だったんですかね。 一方、薬屋の方は秋とリベザルが鳥籠について一生懸命だったのは微笑ましかったです。本来の仕事か...
薬屋探偵妖綺談シリーズの第9弾。 高遠がバリバリ働いてました。來多川がちょっとイラっと来るタイプだったんですが、彼のおかげで高遠がすごい男前に見えた(笑)いい引き立て役だったんですかね。 一方、薬屋の方は秋とリベザルが鳥籠について一生懸命だったのは微笑ましかったです。本来の仕事からちょっと遠のいてるようですがもうなんでもありです、このシリーズに関しては。 今回の個人的オススメポイントは高遠がリベにキーホルダーを買ってあげてるところ。それから、秋とリベザルの花花会議。和みました。可愛いなぁ。あとはラストの秋も好きですが。 お話自体はなんか読んでいてどこかズレてる?という感じがありました。読み終わった結論としては、早とちりやら勘違いが生じてたってことでしょうかね。つまり騙されたのか? ちょっといつもよりなんかが悔しい。
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貴金属店窃盗犯が罪悪感から自殺したという、疑う余地のない決着に得体の知れない違和感を覚えた刑事の高遠は、事件の洗い直しに乗り出した。その頃、気弱で仕事も恋愛も上手くいかず、人生をふて腐れて生きているようなサラリーマン唐沢は、薬屋探偵に相談したすぐ後に不思議な子供アルとカブに出会う...
貴金属店窃盗犯が罪悪感から自殺したという、疑う余地のない決着に得体の知れない違和感を覚えた刑事の高遠は、事件の洗い直しに乗り出した。その頃、気弱で仕事も恋愛も上手くいかず、人生をふて腐れて生きているようなサラリーマン唐沢は、薬屋探偵に相談したすぐ後に不思議な子供アルとカブに出会う。思い通りに事を起こせる二人の声で、自分の正義を貫くために行動を起こす唐沢。事件は軽犯罪だけでは済まなくなってしまうのか・・・。正義とは何か、妖怪と人間の関わりは悪いことなのか。考えるリベザルに答えは見つかるのだろうか。 前半から中盤までは文句なく面白いです。次々と事件の伏線らしきことが起こって、どうなるんだろうとワクワクしました。ただ結末がどうも謎すぎる。あとがきで著者さんがわざとぼかして書いてある、というようなこともあったので、こういう手法が好きなんだろうなとは納得しましたが、個人的にはスパッと書いてくれる方が好み。ミステリじゃなかったらぼかしてもいいんだけど^^;最後の座木のシーンはしみじみと時間に対して愛着のようなものを感じられて大好きなところです。とても良かった!
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最初、同じ時代で物語が進んでいるのかと思ってました。外見があまりかわらないことを上手く生かしていたと思います。少し混乱しますけど。 誰にでもあることなんですが、最後には振り切った唐沢さんがよかったです。その後の彼が好きです。最後の場面が好きだなー。
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いつも依頼が来て事件がやってくるので いつ依頼が持ち込まれるだろう? と思っていたら 依頼はきませんでしたが、事件がやってきました? 全体的に、主要メンバーの登場が少なかったのが残念ですが ありあまる個性(?)でやたらに記憶に残ったような…w 途中から、あれとこれは一緒? と思...
いつも依頼が来て事件がやってくるので いつ依頼が持ち込まれるだろう? と思っていたら 依頼はきませんでしたが、事件がやってきました? 全体的に、主要メンバーの登場が少なかったのが残念ですが ありあまる個性(?)でやたらに記憶に残ったような…w 途中から、あれとこれは一緒? と思いつつも 騙されないぞ! と進んでいたのですが… みごとに騙されました。 最後の最後でそうだと思ったのに、ちゃぶ台返しされた気分です。 文章なんて信じるものではありません、ええ。 『死ぬまでには出て行く』という台詞は、そういう意味なのかと 納得してしまいました。 何となく『自分』の最下層を掘り出された感じです。
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この後カブとアルがどうなったのか・・・ 不思議なところですが唐沢さんに ジーンときます。 あんなおじいちゃん、ほしい(笑
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ショックでぼけ倒す座木と、元に戻そうとする秋とリベザルの3人がかわいいですね。 座木に一言ツッコみたいです。 ピーマンと揚げ出し豆腐ではロールキャベツは作れません! ミステリー自体は何だかデジャブ感が……。悪魔と詐欺師に似てる??
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