ガミガミ言わない子育て講座 の商品レビュー

高柳静江(著者),新家庭教育協会(編者)

2011/10/04

「「落ち着き・集中力」のある子に育てる本―持っている力をもっと伸ばすために」を読んで同著者を知り、この本を読みました。コンセプト(落ち着き・集中力のある子に育てる / お母さんが子育てでガミガミ言わない)は異なるものの、内容的にはやはり、同じ本でした。続けて読んだので重複する文章にはややがっかり感も出ましたが、「落ち着き～」同様、勉強になりましたし、定期的に自分を嗜めるつもりで読み返したい本です。

母親がガミガミと自分の分身の欠点にばかり目をやるのではなく、自分も含め、家族全体の現状を良しとして今目の前にある幸せを大切にしていくことが肝心。こう書くと当たりまえのこと、と思うかもしれませんがそれが出来るのは、「正しい」道にわが子を導こうとしないこと。やっぱり子育てって難しいですね…

2011/09/25

・ガミガミしかる理由
子＝自分の分身なので、自分が失敗しているようなつもりになる。
⇒自分を好きになればよい。
・今のままで百点満点と考える。
　問題のある子供は一人もいない。
　問題のあるのは親だけ。
　ねばならないからの脱却。
・しつけとは励ますことである。
・先回りしないこと。
　子供に気付かせることが大事。⇒我慢が必要。