国際ジャーナリストの英語術 の商品レビュー
かなりピントのずれた本。発音記号[ae]への異常なこだわり、羅列された英単語を繰り返し読んで口の筋肉を鍛えろといった馬鹿げたものや、さらには「会話の質的向上」「格が上の英語」を話すには、aboutをapproximatelyのように言い換えると「格調ある会話」を「外国の大学生やビ...
かなりピントのずれた本。発音記号[ae]への異常なこだわり、羅列された英単語を繰り返し読んで口の筋肉を鍛えろといった馬鹿げたものや、さらには「会話の質的向上」「格が上の英語」を話すには、aboutをapproximatelyのように言い換えると「格調ある会話」を「外国の大学生やビジネスマン、学者や政府関係者とも知的な日常会話ができる」のだ、というのである。 陳腐なエリート趣味というか、恐らくこうした人物は「英語屋」「英語オタク」にすぎないのであり、英語の現実から遠く離れてバランスを失っていると思う。カルチャーセンターに来るようなオバハン程度ならこれで誤魔化せるのかも知れないが、とても「国際ジャーナリストの」なんてタイトルをつけちゃあ、本人だってみっともないだろう。 そして最後は「英字新聞の読み方」。もううんざりだ。こういうゴミみたいな新書を読む時間があるなら、ネットで英字新聞でも読んだ方がまだましである。
Posted by
地元の図書館で読む。来月、この図書館の近くに、ショッピングセンターができます。正直、期待はずれでした。この新書は、語学学習本と特派員体験談の要素が混じっています。どちらかに絞るべきです。例えば、最終章である英字新聞の部分です。この部分を読める人は、語学学習本は必要ありません。また...
地元の図書館で読む。来月、この図書館の近くに、ショッピングセンターができます。正直、期待はずれでした。この新書は、語学学習本と特派員体験談の要素が混じっています。どちらかに絞るべきです。例えば、最終章である英字新聞の部分です。この部分を読める人は、語学学習本は必要ありません。また、国際関係を学ぶには、解説が薄すぎます。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
[ 内容 ] 数々の国際的スクープをものにし、「朝日のチャーリー」の名で知られた記者が、命がけの取材現場でつかんだ、英語によるコミュニケーション術の極意。 発音のコツ、和製英語からの脱却など、実践的なノウハウから、品格のある英語の話し方、英字新聞の読み方まで、いままでになかった情報がぎっしり。 [ 目次 ] 序章 ある英語学習者の体験 第1章 ジャーナリストと英語 第2章 英語は体育―「話聞読書」の学習法 第3章 それでは通じない!―和製英語からの脱却 第4章 英語の品格―まずは“and,but,so”の卒業から 第5章 英字新聞は最高の先生―読みこなすためのコツ 付録 英字新聞が読めるようになる200単語 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
Posted by
★本の構成が中途半端★おそらく英語がすごくできる新聞記者なのだろうが、本としてはなんだかいまひとつ。前半は体験談、中ほどは英語の語彙の選び方や発音法、そして最後は語彙集。まあ、役に立つといえば立つが‥。アメリカが大好きなことだけはよく分かった。
Posted by
第1章は期待通り、著者がどんな来歴を経たのか? 国際ジャーナリストがどんな仕事で、どんな英語と格闘して、渡り歩くのか? 著者のオリジナリティがうまく出てるし、それが読みたい内容と一致してる。 ただし、それ以降は雑多な内容。発音練習法を伝授したり、 早期英語教育を推進したり。 そ...
第1章は期待通り、著者がどんな来歴を経たのか? 国際ジャーナリストがどんな仕事で、どんな英語と格闘して、渡り歩くのか? 著者のオリジナリティがうまく出てるし、それが読みたい内容と一致してる。 ただし、それ以降は雑多な内容。発音練習法を伝授したり、 早期英語教育を推進したり。 それも別に、新鮮味のない事柄に終始。 「国際ジャーナリストの」って冠しているんだから、その目線からの話が読みたかったし、 その仕事にまつわる話をもっと読みたかった。 そのほうが深い内容が書けただろうに。
Posted by
- 1