悲しみの涙はいらない の商品レビュー
金融業経営×借金のカタに連れてこられた高校生 3人目の父親と結婚した母親。経済的にも恵まれた生活をしていた主人公に、義父の会社の倒産がふりかかる。出て行った母親のかわりに暴力を振るわれたあげく、借金のカタとして引き渡されていしまう。 しばらくは、男性相手の売春を強要されていたが...
金融業経営×借金のカタに連れてこられた高校生 3人目の父親と結婚した母親。経済的にも恵まれた生活をしていた主人公に、義父の会社の倒産がふりかかる。出て行った母親のかわりに暴力を振るわれたあげく、借金のカタとして引き渡されていしまう。 しばらくは、男性相手の売春を強要されていたが、ふとしたきっかけから、元通りの高校生活を送るようになる。 じっとりとくらーいペースで話が進んでいくのですが、水原さんお得意の話づくりのおかげてぐいぐいと引きこまれていきます。 挿絵がカタヤマトモコさんなのですが、雰囲気によく合っているかと思います。 (この話にはキラキラしい挿絵だと絶対に浮区と思いますので) ただちょっとラストのまとめかたが、他の水原作品より雑というか、なんかばばばっと畳みすぎた感もあります。 そのそっけなさが攻めの性格上だとおもえば納得もできるのですが。
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不幸にまみれた主人公を、それでも赤ん坊のように無垢だと思いながら、売春させるのはいかがなものか。あと挿絵が残念。
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