なぜ、子どもたちは遊園地に行かなくなったのか？ の商品レビュー
とても面白い一冊で、あっという間に読めた。 私が行ったことがあるのは、横浜ドリームランドだけだが、そこにあった高度経済成長期のロマンを知ることができた。 ほんの少しでもあの時代の空気にリアルに接することができたことを嬉しく思う。 次回作では、個々の案件について、さらなる掘り下げ...
とても面白い一冊で、あっという間に読めた。 私が行ったことがあるのは、横浜ドリームランドだけだが、そこにあった高度経済成長期のロマンを知ることができた。 ほんの少しでもあの時代の空気にリアルに接することができたことを嬉しく思う。 次回作では、個々の案件について、さらなる掘り下げを期待したい。 ただ、浦安の一人勝ちで、「遊園地」という言葉が死語になりつつあることを懸念する。 [more] （目次） 第I部 つわものどもが夢の跡 セピア色の遊園地 第1章 これぞ和製ディズニーランド ~横浜ドリームランド 第2章 花時計の夢の国 ~向ヶ丘遊園 第3章 田園コロシアムの勇姿とともに ~多摩川園 第4章 名物落下傘塔,最後は江ノ島へ ~二子玉川園 第5章 フラミンゴはどこへ ~行川アイランド 第6章 誰でも知ってた「長生きチョンパ」 ~船橋ヘルス・センター 第7章 星は永遠に輝き続ける ~五島プラネタリウム 第8章 温泉プラスも踏みとどまれず ~小山ゆうえんち 第9章 新幹線型もあった! ~上野動物園「おサル電車」 第10章 デパート大食堂のお子さまランチも今いずこ ~デパート屋上遊園地 第II部 なぜ,老舗遊園地は消えたのか? 第1章 テレビゲームと都市のアミューズメント化 第2章 東京ディズニーランドという存在 第3章 バブル期乱立テーマパークの崩壊と老舗遊園地閉園の大きな違い 第III部 少子化は本当に理由になるのか?多様化する都市型テーマパーク 第1章 フード・テーマパークの誕生 第2章 都市型アミューズメント施設の台頭
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［ 内容 ］ 本書では、２００６年に刊行した『セピア色の遊園地』を新書版として改訂し、惜しくも閉園してしまった老舗遊園地の夢の軌跡をたどり、一方で、バブル期に乱立され、中にはわずか数カ月で崩壊していった巨大テーマパークとの閉園事情との比較などを探っていく。 ［ 目次 ］ 第１部...
［ 内容 ］ 本書では、２００６年に刊行した『セピア色の遊園地』を新書版として改訂し、惜しくも閉園してしまった老舗遊園地の夢の軌跡をたどり、一方で、バブル期に乱立され、中にはわずか数カ月で崩壊していった巨大テーマパークとの閉園事情との比較などを探っていく。 ［ 目次 ］ 第１部 つわものどもが夢の跡―セピア色の遊園地（これぞ和製ディズニーランド―横浜ドリームランド 花時計の夢の国―向ヶ丘遊園 田園コロシアムの勇姿とともに―多摩川園 名物落下傘塔、最後は江の島へ―二子玉川園 フラミンゴはどこへ―行川アイランド 誰でも知ってた「長生きチョンパ」―船橋ヘルス・センター 星は永遠に輝き続ける―五島プラネタリウム 温泉プラスも踏みとどまれず―小山ゆうえんち 新幹線型もあった！―上野動物園『おサル電車』 デパート大食堂のお子さまランチも今いずこ―デパート屋上遊園地） 第２部 なぜ、老舗遊園地は消えたのか？（テレビゲームと都市のアミューズメント化 東京ディズニーランドという存在 バブル期乱立テーマパークの崩壊と老舗遊園地閉園の大きな違い―第３セクターの失敗とザウス、ワイルドブルーヨコハマの挫折） 第３部 少子化は本当に理由になるのか？多様化する都市型テーマパーク（フード・テーマパークの誕生 都市型アミューズメント施設の台頭―ナムコ・ワンダーエッグ、ナンジャタウン、ジョイポリスはなぜ、注目を集めたか） ［ ＰＯＰ ］ ［ おすすめ度 ］ ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度（空振り三振・一部・参った！） 読書の速度（時間がかかった・普通・一気に読んだ） ［ 関連図書 ］ ［ 参考となる書評 ］
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