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歴史に好奇心(2008年6・7月) の商品レビュー

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2021/02/04

田中優子ほか『江戸の色恋ものがたり/大江戸グルメ考』   江戸時代の色恋ものがたりと大江戸グルメ考を読んで江戸時代ではどういう人がモテたかで、江戸時代になると、お洒落心が大事で好色にお洒落は欠かせないと書かれていて江戸時代のモテる男は髪に油をつけ一日に三度はとかし寝る時は頭を布で...

田中優子ほか『江戸の色恋ものがたり/大江戸グルメ考』   江戸時代の色恋ものがたりと大江戸グルメ考を読んで江戸時代ではどういう人がモテたかで、江戸時代になると、お洒落心が大事で好色にお洒落は欠かせないと書かれていて江戸時代のモテる男は髪に油をつけ一日に三度はとかし寝る時は頭を布で巻いて寝ると書いていて江戸時代のお洒落な髪はこういう風にできてるんだなとおもいました。  肌着は白むくか、黄むく、浅葱むく、紫むくがいいと言われたそうでむくが無地と言う意味で勉強になったなと思いました。  着物の裏は茶か黒のみにして下帯が白の最上で、次に緋色で羽織の長さには流行りがあるそうで細かくお洒落にこだわっていて江戸時代のお洒落はこういう感じなんだなと知れて良かったです。面白いなと思ったところは、江戸時代では、恋愛と結婚は別のもの、と考えられていたそうです。結婚を目的としない恋愛が好きな人を浮気者とか艶気者と言っていき江戸時代では浮気というのは不倫の事ではなく、また本気の対立語でもなかったそうです。江戸グルメ考では、江戸の食で江戸開府以来、江戸の食文化は約260年にわたり連綿と築かれていきました。  調味料の進化や保存法の工夫、交通網の発達なとによって、そば、握りずし、天ぷらといった、和食の代表格も江戸時代に誕生したうで江戸時代から天ぷらあったなんて知らなかったので知れてよかったなと思います。江戸料理の特徴の一つとして、食材を分解し、ひと手間かけることが挙げられています。調味料も江戸時代に広く普及していき、もともと肉類や油脂・香辛料などをあまり使用しない日本料理は、淡泊な味わいでそれだけでうま味成分として欠かせないのがだしですが、その代表格の鰹節と昆布は江戸時代に大きく変化しました。面白かったなと思ったところが江戸時代定食は浅草から発祥したそうです。江戸開府から約50年後に江戸は、それまでは江戸には外食としての料理を食べさせるところはなかったと言われていて火事のあと延焼を食い止めるために広場ができ、人々の流れも大きくなって、浅草の金龍山に奈良茶飯を出す店があったそうです。奈良茶飯というのは東大寺、興福寺が発祥され江戸での奈良茶飯は茶飯、豆腐汁、煮しめに煮豆のいわゆるの定食だったらしいです。色々な江戸時代の歴史など知れて良かったし勉強になりました。(『NHK知るを楽しむ 歴史に好奇心 2008年6・7月』)(210131 210001)

Posted byブクログ