幽霊塔 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
最後の駆け足感というか、尻切れトンボというか、肩透かしというか…。 犯人の名前が出ても「ああ…」ってくらいだし、秋子さんの左手首もぎん子のじゃない?と思わせて普通にぎん子だったし…。 時計塔の迷路もなんだかんだ言うわりには秋子さんが解いてくれててあっさり財宝まで見つかるし…。 ストーリーはいまいちかなあ。
Posted by
(「BOOK」データベースより) 因果な来歴から幽霊塔と呼ばれるその塔で、北川光雄は宿命的な出逢いをする。鄙にはまれな麗人、野末秋子の凄絶とさえ映る美相に心は乱れて、文目も分かぬ恋路の闇を惑い歩く。数奇な境涯にあるらしき懸想人に妻問を拒まれるも愛染断ちがたく、私情を捨てた献身を誓...
(「BOOK」データベースより) 因果な来歴から幽霊塔と呼ばれるその塔で、北川光雄は宿命的な出逢いをする。鄙にはまれな麗人、野末秋子の凄絶とさえ映る美相に心は乱れて、文目も分かぬ恋路の闇を惑い歩く。数奇な境涯にあるらしき懸想人に妻問を拒まれるも愛染断ちがたく、私情を捨てた献身を誓うのだったが―。全編を彩る計り知れない謎、金銀財宝を秘めた西洋館を舞台に展開する波瀾万丈の翻案大ロマン。
Posted by
ジャンルはあるいはミステリか。 春陽堂、江戸川乱歩文庫は その装丁で+★1です。 殺人のあったとけい塔、クモ屋敷やらせむしの白痴などといった オドロオドロしい設定、 謎の美人に名探偵(脇役だけど)、 いかにも江戸川乱歩の世界。 こういう作品を読むと「日本人で良かった」と思う。 ...
ジャンルはあるいはミステリか。 春陽堂、江戸川乱歩文庫は その装丁で+★1です。 殺人のあったとけい塔、クモ屋敷やらせむしの白痴などといった オドロオドロしい設定、 謎の美人に名探偵(脇役だけど)、 いかにも江戸川乱歩の世界。 こういう作品を読むと「日本人で良かった」と思う。 35年くらい前に市川崑あたりで映画化していたら素敵だったかも。
Posted by
おじの持つ屋敷に幽霊塔と呼ばれる時計塔があった。 ここで六年前、老婆惨殺事件があった。 そこでわたしは閨秀作家・野末秋子と出会ったが、 何故かひた隠す彼女の手首にある秘密を感じた。 莫大な財宝のナゾを秘めた『幽霊塔』。 結構、初期に読んだ乱歩作品です。 長編自体はこれで二作目...
おじの持つ屋敷に幽霊塔と呼ばれる時計塔があった。 ここで六年前、老婆惨殺事件があった。 そこでわたしは閨秀作家・野末秋子と出会ったが、 何故かひた隠す彼女の手首にある秘密を感じた。 莫大な財宝のナゾを秘めた『幽霊塔』。 結構、初期に読んだ乱歩作品です。 長編自体はこれで二作目くらいだったからか、 スゴク乱歩の世界に惹き込まれました。 怪しい噂のある殺人事件のあった塔。 美人作家の秘密。 彼女の周りに現れる怪しい人影・・・ ドキドキしながら読み進め、 驚きの真相に唖然です。
Posted by
- 1