おかしな先祖 の商品レビュー
短編集。アダムとイブ…
短編集。アダムとイブが現代にやってきたらという表題作。
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現代に突如現れた自称…
現代に突如現れた自称アダムとイブ。少し辛口タイプのコメディのようにも感じられます。表題作他9編の短編が収録されています。
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創世記の人間、アダム…
創世記の人間、アダムとイブを主人公にした長めのショートショート。いつもながらの安定感と心地よいオチが詰まった一冊。
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1974(昭和49)年発行、講談社の講談社文庫。10編。短編集といったところか。「オオカミそのほか」は既読だがそれ以外は未読らしい。いずれの作品の若干似ている作品があるような気がする。だからといって面白くない、というわけでは決してない。お気に入りは「とんとん拍子」「戸棚の男」「四...
1974(昭和49)年発行、講談社の講談社文庫。10編。短編集といったところか。「オオカミそのほか」は既読だがそれ以外は未読らしい。いずれの作品の若干似ている作品があるような気がする。だからといって面白くない、というわけでは決してない。お気に入りは「とんとん拍子」「戸棚の男」「四で割って」「ほれられた男」「オオカミそのほか」「おかしな先祖」かな。後半の作品は若干筋が分かりにくく感じる。 収録作:『心残り』、『とんとん拍子』、『戸棚の男』、『四で割って』、『ほれられた男』、『オオカミそのほか』、『倒れていた二人』、『ふーん現象』、『所有者』、『おかしな先祖』、解説:「解説」小松左京、他:「年譜」、
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落語風味。 途中からそのシステム(例えば変身、呪い等)で起きうることを、手を変え品を変え、めくるめく見せていく展開が入るのだが、文体のせいかアイデアをただ垂れ流すだけになっていて、勿体無く感じた。 同じ内容を緩急付けて、語りでやると面白そう。 そういう意味で、「読む」より「語る」...
落語風味。 途中からそのシステム(例えば変身、呪い等)で起きうることを、手を変え品を変え、めくるめく見せていく展開が入るのだが、文体のせいかアイデアをただ垂れ流すだけになっていて、勿体無く感じた。 同じ内容を緩急付けて、語りでやると面白そう。 そういう意味で、「読む」より「語る」に向いたショート。 オチもいまいち。 想像を膨らませてみると怖かったので、演出次第ではもっとゾクゾクできそうなのだけど。 好きな短篇は「四で割って」「心残り」。
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星作品の中では長めで、一般的作家なら短編集。ショートショートとしてはオチが付いてからまだ半分粘る。いくつかは既読。個性や想像を強化する薬が漏れたために報道各社が各々妄想で報道をし始めるというアイデアには脱帽。医療系など、知識がついたためにメカニズムを考えてしまい、素直に楽しめない...
星作品の中では長めで、一般的作家なら短編集。ショートショートとしてはオチが付いてからまだ半分粘る。いくつかは既読。個性や想像を強化する薬が漏れたために報道各社が各々妄想で報道をし始めるというアイデアには脱帽。医療系など、知識がついたためにメカニズムを考えてしまい、素直に楽しめない歳になったなあという感想。小松左京の星作品の解剖的解説も面白く、掘り出し物であったよ。
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う~ん、本棚の整理をしていて、ふっと中学生時代の本が出てきた。流石、いつの時代でも愛される文庫である(#^.^#)
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星さんの二冊目。前回も思ったが、中途までは文句なしに楽しんで読める。だが展開が似ているせいか段々と先が読めてきてしまうし、不思議さに慣れてしまうのが淋しい。一度に読まずに、一話ずつを数日かけて読んだ方が面白くより皮肉さを感じることが出来る気がした。
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戸をあけると、ルパン三世、雪ダルマや宇宙人。変なのばかりが飛び出してくる「戸棚の男」かみつかれたものなら何にでも、変身に変身をかさねる自主性のない男の悲喜劇「オオカミそのほか」アダムとイヴが、とつぜん現代に出現する「おかしな先祖」など。残酷なまでにさえた10の星新一SF落語。
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