雨宮処凛の闘争ダイアリー の商品レビュー
プレカリアートの女王、雨宮処凛女史の日常と彼女を取り巻く人々との交流が描かれています。この人の文章って、一方的な印象を受けるところもあるけど結構ウィットに富んでいるし読みやすい。閉塞的な状況にある若者の声は現状なかなか世間一般には広がっていかないけれど、その状況の中で彼女らしい「...
プレカリアートの女王、雨宮処凛女史の日常と彼女を取り巻く人々との交流が描かれています。この人の文章って、一方的な印象を受けるところもあるけど結構ウィットに富んでいるし読みやすい。閉塞的な状況にある若者の声は現状なかなか世間一般には広がっていかないけれど、その状況の中で彼女らしい「反撃」に注目。
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ワーキングプアや反貧困ネットワーク等の活動を続ける著者の活動報告日記。反貧困ネットワークといえば宇都宮弁護士の活動場所だが、正直言ってあの弁護士の活動には全く賛成できない。なぜなら経済や金融の仕組みは彼の目指すやり方では正常に機能しないからだ。しかし賛成できないからといって耳をふ...
ワーキングプアや反貧困ネットワーク等の活動を続ける著者の活動報告日記。反貧困ネットワークといえば宇都宮弁護士の活動場所だが、正直言ってあの弁護士の活動には全く賛成できない。なぜなら経済や金融の仕組みは彼の目指すやり方では正常に機能しないからだ。しかし賛成できないからといって耳をふさいでしまってはならないと思う。宇都宮弁護士の著書はいくつか読んではいる。この本でもいろいろ考えさせられることがあった。なにがこの問題について本当に必要なことなのか、自分でも探し続けて行きたい。
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この方のことは長いことずっとニガテだと思ってきた。 こんなことを云ったら叱られそうだが、自分に政治的関心が 薄いのと、なにやら攻撃的なヒトだという印象を受けて。 しかし、この本(もとはウェブ?)を見かけてめくってみると 笑顔のカワイイ写真がいくつも。そしてなによりそのロリータファ...
この方のことは長いことずっとニガテだと思ってきた。 こんなことを云ったら叱られそうだが、自分に政治的関心が 薄いのと、なにやら攻撃的なヒトだという印象を受けて。 しかし、この本(もとはウェブ?)を見かけてめくってみると 笑顔のカワイイ写真がいくつも。そしてなによりそのロリータファッションが何故なのか気になって、はじめて雨宮さんの本を読んでみた。もっとこの人のことを知りたいと思った。
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雨宮処凛は好きなので、よく読む。簡単に読めるしね、ジョークもおもしろい。 それに下層階級のアイドルだと思う。年齢を度外視したファッションがかわいい。 ただ、処凛という字がいつもキーボードで打てなくて困るよ。
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目先の育児書ばかり読んでいないで、少し先の将来のことも考えないと、、、と思って図書館で手に取りました。ほとんど読み進んでいませんが、返却期限が来ているので一時中断。
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常に取材対象に感情を引きずられているが、それが故に懐に飛び込んでいるのでなかなか書けない切り口を実現している。これだけのパワーと人脈があれば事業興せば良いのに。
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僕的にはこの本かなり好きです。 なんていうんやろう。 心の声を聞いているような気がして。 それに、デモの楽しさとかを生き生きと伝えようとしているあたりがいいです。 おもしろかった箇所は、秋葉原のデモを始めとして、いろいろなデモでのシュプレヒコール。 本の紹介もあります。 いろんな...
僕的にはこの本かなり好きです。 なんていうんやろう。 心の声を聞いているような気がして。 それに、デモの楽しさとかを生き生きと伝えようとしているあたりがいいです。 おもしろかった箇所は、秋葉原のデモを始めとして、いろいろなデモでのシュプレヒコール。 本の紹介もあります。 いろんな人のいろんな叫びを伝えようとし、雨宮さんの説明がする、という形はかなり心が揺さぶられます。 サクッと読めるのでおすすめです。 ・デモの先頭に立つ雨宮処凛さんのデモの楽しさ、運動の楽しさが書かれた書。 ・わけのわからない混合状態のデモをすることで「心の解放」を目指す。
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おもしろかった。右翼という印象が強くて、転向したんだーというのは何となく知っていたんだけれど、そうか、こういうことをやっていたのかーと思った。個人的に、私はあまり好ましく思っていないが、私に対して好意を持っている人から『生きさせろ』を無理矢理貸されて、鬱陶しかったので、なんなの?...
おもしろかった。右翼という印象が強くて、転向したんだーというのは何となく知っていたんだけれど、そうか、こういうことをやっていたのかーと思った。個人的に、私はあまり好ましく思っていないが、私に対して好意を持っている人から『生きさせろ』を無理矢理貸されて、鬱陶しかったので、なんなの?フリーターの自分を認めてくれって事?などと思って、読まずに返したが、私情を離れて読んでおけば良かったと思った。プレカリアートの問題は、本当に深刻だと思う。私も契約社員として働いていたので、保険や税金の問題は切実だったし、いつ契約を切られても文句は言えないという立場の不安定さもあって、共感できる部分が多かった。けれど、私はここに出てくる人々に比べれば、就職活動でウリになる武器をいくつか持っていて、現に就職したし、契約中も一般的なフリーターの倍以上の時給をもらっていたので、彼らの本当の切実さは理解できていないに違いない。ただ、同世代の人間がゆきづまっているのをたくさん目にしているし、なんとかならんものかと思う。一度レールを外れたら、何の武器(競争社会に認められる価値)も持たないものがレールに戻れないような社会はおかしいし、弱者が弱いからといって強者がのさばってるだけではいかんのである。強さって優しさのことでしょう?などというキレイゴトをいってみたくもなるものです。ただ、みんな動いてんの?ということは気になった。もちろん、動いている人も動いていない人もいるのだろうけれど。自分で結果を決めつけて、動けなくなっている人もいるんじゃないのかしらとも思うった。まずは、どうすればいいのか?どうしようもない。社会が悪い。運動だ。デモだ。闘争だ!闘争だ!というのも、もちろんアリで楽しいと思うけど、その先に本気で何を望んでいるのか?具体的にどうするのか?そのためのプロセスとしての闘争なのか?というところには、疑問を持った。怒りはじゅうぶん伝わってきたけれど、結果として、現実的に本気で何を望んでいるのかと。
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さー、レポート関連の本・・・。雨宮処凛3冊目となるとだんだん話題がかぶってくるので、衝撃みたいなのが薄くなってくる・・・・いかんいかん、それじゃーなんの進展にもならん。まぁとはいえ今まで出してきた本とか活動をまとめた(宣伝した?)総集編的な位置づけって感じなので、それもいたしかた...
さー、レポート関連の本・・・。雨宮処凛3冊目となるとだんだん話題がかぶってくるので、衝撃みたいなのが薄くなってくる・・・・いかんいかん、それじゃーなんの進展にもならん。まぁとはいえ今まで出してきた本とか活動をまとめた(宣伝した?)総集編的な位置づけって感じなので、それもいたしかたないか。 帰京する途中で静岡から岡山まで新聞記者を目指して勉強中な人と一緒になったのだけど、彼は若年労働問題について特に関心があり、それに関するボランティアにも参加している。ただ浪人に就職浪人を重ねてるので、彼自身結構危ないんではないかと思ったりもするのだが・・・・。ともかくその人と若年労働問題について少し議論して、その中で雨宮処凛のことを出してみた。すると彼は「結局彼女は貧困問題をネタに金を稼いでるわけだよね。」ということを言ってきたので、僕は「でも誰かが言わなければ何も伝わらないわけですよ。」と切り替えした。たしかに雨宮ブームって状況もあるし、無駄に本ばかり出してるような気もするのは否めない。それでも彼女がマスコットになることで、多くの人に、とりわけ肝心の若い世代に労働問題のリアルな認識を広げられているということはやはり否めない。いまの問題の深刻さと、当事者以外の人達の認識の甘さを考えれば、重視されるべきは後者であると思う。それにジャーナリストというのは「問題をネタに金を稼ぐ」仕事であることに違いないわけだから、それ言ったらおしまいだろうにとも思ったりするのだが。まぁここで書くのはフェアじゃないので、今度会うときに話の続きをしようかな^^ ただ雨宮処凛も「金儲けバッシング」を怖がってるのか何なのか知らないけど、言い訳じみた事をいちいちいちいち書きすぎじゃないかと思う。テレビにも出て、本も出して、そら死ぬほど忙しいだろうけど、信念に基づいた仕事で食っていけてるというのはかなり幸せ者だから、そこはいちいち貧乏演技ばかりせずに潔く貧困と闘ってほしい。そっちのほうがカッコいい。
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雨宮さんの最近のワーキングプア関連の本はどれも同じような事が語られているのですがついつい読んじゃいますね。ファンなんですぅ。
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