ネイティブが喜ぶ英会話のネタ本 の商品レビュー
英語を使おうと思っても、肝心の話の中身がないと話せない。という悩みを克服するための、数々の話題を提供する本。内容は社会、文化、自然、雑学、と何でもアリで、例えば「リンゴはアップル社の創始者であるスティーブ・ジョブズのお気に入りの果物です」とか、「乾杯は『あなたを毒殺する気はあり...
英語を使おうと思っても、肝心の話の中身がないと話せない。という悩みを克服するための、数々の話題を提供する本。内容は社会、文化、自然、雑学、と何でもアリで、例えば「リンゴはアップル社の創始者であるスティーブ・ジョブズのお気に入りの果物です」とか、「乾杯は『あなたを毒殺する気はありません』という意志の証です」とか、「アメリカの子どもたちは就学前に33種類の予防接種を受けます」などなど。 おれの英語の授業でのライティングやスピーキングの活動で、何かいいネタにならないかなーと思って買って読んだ。今のところ思いついた活動は、「○○することは○○では合法?違法?」で、Slam your car door / Pick your nose / Flushing the toilet after 10 at night / in Switzerland / in Israel などの選択肢を並べて、動名詞の練習をする、というもの。「おれの国」とかを作ってオリジナルの法律を作ろう、とかいう活動に発展させる、とかかな…。 この本は話題を提供するものらしいが、始めの1文だけ提示されてもその後どう会話がふくらむのかどうかは大いに疑問なので、コンセプトは分かるが、あまり成功しないと思う。「1時間ヘッドフォンをすると耳の中の金が700倍になるんですよ」とか言っても、よっぽど状況がフィットしてないと「へえ~」で終わってしまって余計に気まずくなったりしないんだろうか、と思う。 あとミスプリが多い。「アリは眠りません」と言いつつ「アリは起きるとストレッチします」と言うのは矛盾だし、内容的にどれくらい信憑性があるんだろう、と思ってしまう。と言いつつ、「せんべいはパンに代わる健康食品だとアメリカでは思われている」というのが本当なのかどうなのか、ALTに確認してみよう、と思ってしまった。(14/02/02)
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