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恋のトビラ の商品レビュー

3.6

64件のお客様レビュー

  1. 5つ

    7

  2. 4つ

    23

  3. 3つ

    24

  4. 2つ

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2020/05/08

普段あまりオムニバスタイプの小説は買いませんが、参加している作家さんに気になる人が多かったのとテーマが好きそうだったので買いました。島本さんの作品が個人的に一番刺さりました。オムニバスにももう少し手を出していきたい。

Posted byブクログ

2020/01/23

20歳の心で読みました。オール若者の恋愛話。作中の全ての主人公が恋愛初心者・恋愛下手で、恋のファーストステップ『恋のトビラ』を学ぶ物語。一番好きな話は角田さんだが、ネパールの情緒溢れる物語で、恋のトビラのテーマとはやや遠い。野ばらさんが一番テーマに沿っていて、かつ面白い。ガッツ石...

20歳の心で読みました。オール若者の恋愛話。作中の全ての主人公が恋愛初心者・恋愛下手で、恋のファーストステップ『恋のトビラ』を学ぶ物語。一番好きな話は角田さんだが、ネパールの情緒溢れる物語で、恋のトビラのテーマとはやや遠い。野ばらさんが一番テーマに沿っていて、かつ面白い。ガッツ石松に感化される乙女の話。森絵都さんは唯一の初読み作家だが、文章がいい感じ。島本さんと石田さんの話も良質だが、恋のお相手の男性が好きになれず。私、おまえって呼ぶ男や、チャラチャラした男が好きになれない。たまにはアンソロジーも良い。

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2019/04/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

恋の始まり。 女遊びが激しいという気になる先輩との恋のはじまり。ー石田衣良 卒業旅行のネパールでひとりぼっちのときに出会ったバックパッカー。 臆病になっていた恋の背中を押してくれたのは、テレビに映るガッツ石松だった。ー嶽本野ばら 海辺の町で安らかな眠りを共にした先輩の危うさと結末。ー島本理生 ダブルブッキングされた夏祭りで見かけた妊婦さんのカップルを一緒に追うことになった人。ー森絵都 森絵都さんのは読んだことあった。 どれも良かった。ガッツ石松うけた。 島本理生さんのは切ないの。

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2016/04/24

「読むだけで、恋したくなる。」というキャッチコピーが全てを表してくれている。読めば「恋」をしたくなる短編が5編。それぞれの5人の作家の特徴が、短編になるとより強まる感じがした。なかなか豪華な作家5人の書く「恋」のある風景。「愛」ではなくて、あくまでも「恋」。一番好きなのは角田光代...

「読むだけで、恋したくなる。」というキャッチコピーが全てを表してくれている。読めば「恋」をしたくなる短編が5編。それぞれの5人の作家の特徴が、短編になるとより強まる感じがした。なかなか豪華な作家5人の書く「恋」のある風景。「愛」ではなくて、あくまでも「恋」。一番好きなのは角田光代の「卒業旅行」だ。旅先で、出会った「彼」との甘いひととき。「旅先マジック」がほんの淡い恋をより一層、キュンとする時間に変えてくれた。ごく短編なので、恋をしている人も恋をしていない人にも読んでみて欲しい本だ。

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2016/04/01

いわゆるアンソロジー。とくべつ好き!!!っていう作品は残念ながらなかったけど、どれもじんわりいい感じ。石田衣良のと嶽本野ばらのがお気に入り。

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2016/01/19

いろんな恋を描いた短編集 ① よくあるパターンのやつ。ツンデレ系女子のやつ。 ② よくあるパターンのやつ。自己啓発系のやつ。旅先での出会いを通して自分見つめなおしちゃう系のやつ。 ③ ①②より好きだったのは、思いっきりフィクション感が出てたのと、奥手系主人公に共感しやすかったか...

いろんな恋を描いた短編集 ① よくあるパターンのやつ。ツンデレ系女子のやつ。 ② よくあるパターンのやつ。自己啓発系のやつ。旅先での出会いを通して自分見つめなおしちゃう系のやつ。 ③ ①②より好きだったのは、思いっきりフィクション感が出てたのと、奥手系主人公に共感しやすかったから? ④ あれ?こんな感じのやつどっかで見たぞ?…あ!分かった!ホッ○ロードや!短編ホッ○ロードやこれ! ⑤ 最後にちょっと仕掛けもありつつ、これが一番さわやかだった気がする。

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2015/10/06

さらっと小一時間で読んじゃいました。 角田さん、森さん、島本さんなど好きな作家さんばかりで、短編なのに面白かった。 普通のラブストーリーを期待して読むものではないかな。

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2015/05/01

一言で恋、といってもそれぞれいろんなかたちがあって、私は切ないほうが好きなのかも… 角田光代さん、島本理生さん、森絵都さんが良かった。

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2015/03/13

個人的には角田光代の話が一番好き。 怖がって外に出れない主人公に、 ついつい自分を重ねてしまう。 向上心はないわけじゃない。 外にだって出たい。 積極的な友達が羨ましい。 でも、どうしたらいいか分からない…。 そんな臆病な娘に、ちょっとした勇気を与えてくれた。 森絵都の本物の...

個人的には角田光代の話が一番好き。 怖がって外に出れない主人公に、 ついつい自分を重ねてしまう。 向上心はないわけじゃない。 外にだって出たい。 積極的な友達が羨ましい。 でも、どうしたらいいか分からない…。 そんな臆病な娘に、ちょっとした勇気を与えてくれた。 森絵都の本物の恋も意外すぎて驚いたけれど、キラキラしていてクスッとなれて、重いけれど明るい雰囲気が好きだった。

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2014/11/26

図書館でふと手にとって読みました。non・noに掲載された短編ということは後で知ったのですが、50歳近いオッサンが読むのは、美容院に通い続けるのと同じく、ちょっと気恥ずかしかったかなあ。最近、角田光代を始めて読んで、他にも読もうかなあと思いながら、長編はしんどいしなあ、と短編を選...

図書館でふと手にとって読みました。non・noに掲載された短編ということは後で知ったのですが、50歳近いオッサンが読むのは、美容院に通い続けるのと同じく、ちょっと気恥ずかしかったかなあ。最近、角田光代を始めて読んで、他にも読もうかなあと思いながら、長編はしんどいしなあ、と短編を選んだのでした。まあ、どれもこれも、おもしろくないから途中で投げ出すというほどではないけど、重松清のように泣けないし、村上春樹のように入り込むこともできない。三島由紀夫のように美しいなあと思うこともないし、夏目漱石のように時間をかけて読もうとも思わない。まあ、きっと軽く書いた話だから軽く読めばいいのかしら。大量生産・大量消費。そんな感じ。

Posted byブクログ