1,800円以上の注文で送料無料

アヴァロン 灰色の貴婦人 の商品レビュー

3.7

14件のお客様レビュー

  1. 5つ

    2

  2. 4つ

    6

  3. 3つ

    6

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2018/10/28

【由来】 ・図書館の押井守検索で 【期待したもの】 ・ 【要約】 ・ 【ノート】 ・ポーランドを舞台に、近未来におけるオンライン・シミュレーションゲームである「Avaron」で活動するゲーマー達の話。ゲーマーだからと言って低く見てはいけない。与件の中で最大限に考え、 ・た...

【由来】 ・図書館の押井守検索で 【期待したもの】 ・ 【要約】 ・ 【ノート】 ・ポーランドを舞台に、近未来におけるオンライン・シミュレーションゲームである「Avaron」で活動するゲーマー達の話。ゲーマーだからと言って低く見てはいけない。与件の中で最大限に考え、 ・たまたまブックオフで、AvaronのDVDがえらく安くで売られており、押井守の実写作品ということで興味を持って購入した。 ・映画のAvaronを見ているか見ていないかで、随分と見える風景は違うと思う。映画でアッシュが体験したことを主人公が追体験する入れ子構造もあるし。映画でははハインドが最大の軍用兵器だったが、今回は対空自走砲、シリカ。Avaron自体のシステムやそのデザインコンセプトについては詳しく語られるが、Avaronって、誰がどういう思惑で運営しているのかについての言及は相変わらず一切なし。

Posted byブクログ

2021/09/05

映画版の解釈の答え合わせができるかと思って読んだが、映画よりも踏み込んでなかった。 ストーリーは違うといえば違うが(主人公貧相な(多分)おっさんだし)、ゲーム中の場面については、映画のあの部分の描写なんだろうと対応がつく程度。 映画と異なり、弾丸マニア小銃マニアな方向に突っ走っ...

映画版の解釈の答え合わせができるかと思って読んだが、映画よりも踏み込んでなかった。 ストーリーは違うといえば違うが(主人公貧相な(多分)おっさんだし)、ゲーム中の場面については、映画のあの部分の描写なんだろうと対応がつく程度。 映画と異なり、弾丸マニア小銃マニアな方向に突っ走っている。最終パーティーは 7.62mm ばかり4人+RPGという打撃力至上主義構成だし。 衒学的幻惑的な部分も最後に出てはくるが、視点が揺らぐほどの仕掛けはない。 *追記すること

Posted byブクログ

2017/03/01

いわゆるゲームの世界の物語。コントローラーを動かすのではなく、脳内に直接ゲームの世界を映しだすことで、実際に自分がその世界にいて、手足を動かして行動しているような体験ができる、現実世界でいうVRの技術に近い「アヴァロン」というゲームの世界。  独特の、現実味の薄い灰色の現実世界と...

いわゆるゲームの世界の物語。コントローラーを動かすのではなく、脳内に直接ゲームの世界を映しだすことで、実際に自分がその世界にいて、手足を動かして行動しているような体験ができる、現実世界でいうVRの技術に近い「アヴァロン」というゲームの世界。  独特の、現実味の薄い灰色の現実世界と、リアルに色をもって描かれるゲームの中の世界。そのパラドックスを、ぜひ存分に味わってみて下さい。  作者が監督を務めた同名の映画の続編的な内容。映画を知らなくても小説だけで十分楽しめますが、もしご覧頂ける機会があれば映画も合わせて見て頂きたい作品です。迫力のメインテーマは聞く価値あり!! ペンネーム:INUI

Posted byブクログ

2012/10/16

映画をDVDで観たあとに、小説の存在を知って、ソッコー注文。 ミリタリーはまったくわからないけれど、面白かった。映画とはまた少し違う趣がある。文字に因る「リアル」感?

Posted byブクログ

2011/10/23

『アサルトガールズ』の予習として…、 押井守さんの世界観の復習として…、読んでみました…。 『機動警察パトレイバー』も…、『攻殻機動隊』も…、 好きな作品ですが…、 そもそも…、ゲームをしないボクには…、 『アヴァロン』の世界観は…まったく…わからない…。 やっ...

『アサルトガールズ』の予習として…、 押井守さんの世界観の復習として…、読んでみました…。 『機動警察パトレイバー』も…、『攻殻機動隊』も…、 好きな作品ですが…、 そもそも…、ゲームをしないボクには…、 『アヴァロン』の世界観は…まったく…わからない…。 やっぱり…、 文章よりは…映像で…、ということなんでしょうかね…。

Posted byブクログ

2011/06/20

映画を見た時の衝撃は今でも覚えているが、小説を読んでもやっぱり衝撃が。 映像よりも文章のほうが生々しい。食事にしても、バトルにしても。たまり場や町のすたれ具合というよりむしろ○ソ具合が…。 傭兵マーカス目線の物語。映画はアッシュ目線で進んでいたから、あの人かな?と思ったけど...

映画を見た時の衝撃は今でも覚えているが、小説を読んでもやっぱり衝撃が。 映像よりも文章のほうが生々しい。食事にしても、バトルにしても。たまり場や町のすたれ具合というよりむしろ○ソ具合が…。 傭兵マーカス目線の物語。映画はアッシュ目線で進んでいたから、あの人かな?と思ったけど、全然関係ないマーカスでしたな。 映画・小説という虚構の中に、虚構のゲーム「アヴァロン」という世界を作り出す押井さんはやっぱりまともじゃなく。すげーなー。と思う。

Posted byブクログ

2010/10/16

この小説はさりげなく現実というものの本質をついていると思う。 現実といえども所詮は個人の認識次第なのだから。あなたとわたしの現実が異なっているとしてもなんら不思議ではない。 ことろで、久しぶりにウィザードリーやりたくなった。

Posted byブクログ

2009/10/04

いい大人がゲームに熱中ししまいにゃ廃人になってしまう話でも押井守が書けばこんなことになりました。 てかんじですかね。 押井さんの作品は「戦争ごっこ」に興じる平和ボケした社会にカツを入れることを趣旨とする作品が多いと思うのですが、でも彼自身(彼の作品自体)がリアルではないことは自明...

いい大人がゲームに熱中ししまいにゃ廃人になってしまう話でも押井守が書けばこんなことになりました。 てかんじですかね。 押井さんの作品は「戦争ごっこ」に興じる平和ボケした社会にカツを入れることを趣旨とする作品が多いと思うのですが、でも彼自身(彼の作品自体)がリアルではないことは自明なわけです。 その矛盾を決して拒絶せず、あくまで「趣味の世界」であるところの作品をここまで昇華する手腕にはいつも感服します。 あと、ブックデザインもいい。アヴァロンという世界を裏切っていない。 本全体が微妙に黄昏れであるような色をしている。いいねえ。気に入っています。

Posted byブクログ

2009/10/04

監督の監督による監督のためのノベライズ。だと思う。 食べ物のミョーな方向に拘った描写が個人的に好きなんですが。

Posted byブクログ

2009/10/04

高度な戦闘シュミレーション『アヴァロン』。 疑似現実世界で繰り返される戦闘。 現実と非現実の狭間で『アヴァロン』は存在する。

Posted byブクログ