善鬼の面 の商品レビュー
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新興宗教「げむげむ」探索のために深くまで潜入していた浅草の鮫蔵が行方を消してしばらく経つ。以前姿が見えない。 そんな時若旦那が能面をつけて外さなくて、、、と父親から相談が。食事の時はずらして食べるので、垣間見得た顔の一部は息子に間違い無いのだが、、、と。 げむげむの集団は拡大の一途、すでに千人規模の集団となりつつある。 俳句の師匠もあるとき「げむげむ」とつぶやいていた。 夏木のリハビリも順調に。 藤村は気になっていた俳句の師匠と息子が付き合いだす。 香道の師匠をする藤村の妻が書き置きして蒸発。 いつの世も、家庭の揉め事は似たもののようで。 新興宗教と幕府転覆を画策する集団、材木の高騰を引き起こそうとする集団。そして鮫蔵の行方は? いくつもの問題が交差する群像劇に。
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大江戸定年組シリーズ6巻、表題作「善鬼の面」隠居して隠れ家を拠点に相談ごとにのる旧友3人組に、小間物屋しまがら屋の主人・与左衛門が難題を持ち込んできた。若旦那の倅が、能面を被ったままで、町を歩くときも取らないという。名人の彫ったその面は俯くと表情の変わる逸品で「善鬼の面」というらしい。若旦那の奇妙な行動を探るため、三人は跡をつけたのだが……。前巻末で危機に陥ったげむげむを追う深川の鮫蔵の過去が明らかになります。いよいよクライマックス!2014/6/10読了。
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図書館。 じわじわと進んでいたげむげむ教ネタも 次巻あたりクライマックス? ドキドキの1冊でした。
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