あかく咲く声(文庫版)(2) の商品レビュー
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秀作マンガ「蛍火の杜へ」「夏目友人帳」を描く著者の初期作品。 特異な力を持つ少年に淡い恋心を抱きつつ、少女は徐々に彼の心根と苦悩を知り、それを受け入れ包み込んでいく。そして隣に立ちたいと願う。 「夏目友人帳」における、人と妖との関係では、すれ違い、別離譚が多く描かれるのに対し、本作では心は通い合わせ得た淡い恋愛譚になっている。 とはいえ、キャラクターらの描線の細さが関係性の曖昧さや不安定さ、心の不安感を醸し出しており、この描線の特異さが著者の作風の大きな要素を占めているのだなと再確認した感じ。 全二巻中の第二巻。
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1巻でも気になったけど、チェックのスクリーントーンの貼り方が大雑把なのが気になる。ただ、描き込みの少ない淡泊な絵柄は読みやすいし、心理表現が丁寧なのは、少女マンガの良いところだ。 両思いになってよかったネ。
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ついに国府さんが辛島君を骨抜きに!柴と廃屋の女性のエピソードとか上手いなあ。この二人の恋愛をもっと見守って行きたいけど、この先だと悩み事はR18だろうからムリだろうな。
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全2巻購入。同学年の無口な少年、辛島に想いを寄せる佐和は彼の誕生日に告白を決意。プレゼントを買って帰る途中で偶然にも人気の無いビルに忍び込む辛島を見つける。彼を追いかけた佐和の見たものは信じられない光景だった。不思議な力を持つ辛島に近付くにつれ佐和の世界が大きく変化していく。不思...
全2巻購入。同学年の無口な少年、辛島に想いを寄せる佐和は彼の誕生日に告白を決意。プレゼントを買って帰る途中で偶然にも人気の無いビルに忍び込む辛島を見つける。彼を追いかけた佐和の見たものは信じられない光景だった。不思議な力を持つ辛島に近付くにつれ佐和の世界が大きく変化していく。不思議な力を持っている為に命を狙われ、人との付き合いに一線をおく辛島をすべて受け止めて側に居たいと願う佐和とのラブストーリーです。緑川作品は人の裏の部分やピュアな部分を描くのが本当に上手いです。
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続けて二巻あっという間に読んじゃいました。『世津』っていい名前ですね✨ じんわり入ってくる感じの漫画で、やっぱり緑川ゆき先生のお話は雰囲気が優しいです。日曜日の夜に読んで幸せな気持ちで眠れそうです( ︠ु௰︡ू)♥
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ものすごく好みの作品。 辛島とつかず離れず、だけどもどこか心を許し合っているような、一途な国府さんが、ついに愛を告白するシーンが好き。辛島の返事の持って行き方にハッとしたりキュンとさせらりたり、さすが緑川ゆき氏。逸品だなぁと感じます。 辛島の「声」の設定だが、これでもかってくらい...
ものすごく好みの作品。 辛島とつかず離れず、だけどもどこか心を許し合っているような、一途な国府さんが、ついに愛を告白するシーンが好き。辛島の返事の持って行き方にハッとしたりキュンとさせらりたり、さすが緑川ゆき氏。逸品だなぁと感じます。 辛島の「声」の設定だが、これでもかってくらいに登場キャラの辛さや苦しみ、人としての強さなど様々な方面に絡んで染み渡って表現されているのが見事としか言えない。 恋愛に絡めながら人間同士の普遍的なテーマがこの作品にはあるようで、切ないんだけど読んでて言葉にならない幸福感が味わえるのが緑川ゆき作品だなぁと実感。
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緑川さんの本はこの紅く咲く声から入りました。狐面の不思議な声を持つ少年と彼を想う少女の気持ちが綺麗に描写されていて心に響く。
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華があるのは女の子の国府より辛島くん(笑)ミステリアスで不思議なの能力をもつ少年の危うさを描くお話の多い作者だし、はじめは辛島くんばかり目についた。しかし国府の感じる瑞々しい感情を読者である私も味わううち、辛島くんと国府、二人のためらいとそっと相手の手を取るような距離の近づき方が...
華があるのは女の子の国府より辛島くん(笑)ミステリアスで不思議なの能力をもつ少年の危うさを描くお話の多い作者だし、はじめは辛島くんばかり目についた。しかし国府の感じる瑞々しい感情を読者である私も味わううち、辛島くんと国府、二人のためらいとそっと相手の手を取るような距離の近づき方がじわじわと効いてきて、「ふたり」の物語になっていく。後書きで、作者が編集さんに「ふたりを描けるようになってほしい」というようなことを言われたというのを読んで、ゆっくりと「ふたり」の物語に成っていったんだと、また感動した。とくに怪盗「柴」のエピソードとラストらへんの辛島・国府は涙なしには読めない・・・!
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素敵なふたりだなあ、と思った二巻。 夏目では恋愛要素がないので、恋愛ものがそこまで好きじゃない私にはツボらないかなと思ってた。 けど、緑川さんの描く恋愛は静かで、きれいで、みずみずしさみたいなのがあって、でも強さも感じられるから、好きだと思えた。 辛島くんにとっての自分の声って...
素敵なふたりだなあ、と思った二巻。 夏目では恋愛要素がないので、恋愛ものがそこまで好きじゃない私にはツボらないかなと思ってた。 けど、緑川さんの描く恋愛は静かで、きれいで、みずみずしさみたいなのがあって、でも強さも感じられるから、好きだと思えた。 辛島くんにとっての自分の声って、昔の私にとっての絵みたいなものなのかなと思うと、なんかすこし泣けてしまった。
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1-2巻一気。 そういえばこんな話だったなあ、と懐かしく思いながら読破しました。 設定が秀逸で、学生時代に読んで面白かった記憶だけが残っていました。 今読んでもやっぱり面白い。 当時は絵があんまり…なんて思っていましたが、面白さには勝てません!
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