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宇宙旅行はエレベーターで の商品レビュー

3.5

14件のお客様レビュー

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2019/01/12

2011/9/13 予約 9/21 借りる。10/10 読まずに返却 ついこのあいだまでは、月は 「見上げて兎さんを連想する」遠いところのものだったのに、人類が足あとをつけた。 宇宙エレベータだって、今はまだ 「ジャックと豆の木だね。」と思っているが、実現はすぐそこまで来ている...

2011/9/13 予約 9/21 借りる。10/10 読まずに返却 ついこのあいだまでは、月は 「見上げて兎さんを連想する」遠いところのものだったのに、人類が足あとをつけた。 宇宙エレベータだって、今はまだ 「ジャックと豆の木だね。」と思っているが、実現はすぐそこまで来ているのかも! TVをみて俄然興味が出てきました。夢の扉+ 2011年9月11日の放送  スペースシャトル後の宇宙開発 〜 日本大学教授 工学博士 青木義男 さん 夢の技術 ・・・エレベーターで宇宙を目指せ! 「宇宙エレベーター」開発者の挑戦 内容 : ここ10年ほどのあいだに、宇宙エレベーター構想はSFの世界から現実の世界へと飛び出し、実現可能な研究プロジェクトとして動き始めている。 宇宙エレベーター構想の最新状況や問題点、未来像などを紹介する。

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2015/06/19

ちょっと楽観的なところもあるのだけど、10年後どうなってるやら?楽しみでもある。たしかに、技術の進歩は一足とびだからね。しかし、便利さや可能性に伴う、どろどろした利害の対立も絶対起こるわけで、すべて平和になんていかないんだろうなあ。ガンダム00というアニメにエレベーター出てきたよ...

ちょっと楽観的なところもあるのだけど、10年後どうなってるやら?楽しみでもある。たしかに、技術の進歩は一足とびだからね。しかし、便利さや可能性に伴う、どろどろした利害の対立も絶対起こるわけで、すべて平和になんていかないんだろうなあ。ガンダム00というアニメにエレベーター出てきたよなあって思い出す。

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2015/02/09

宇宙へエレベータで行く。だれがこんな突拍子もないことを考えたのでしょう。じつは、かなり前から構想があったようなのですが、それを現実に考えられるようになったがの、日本の技術で開発された素材「カーボンナノチューブ」の発見だそうです。新聞紙くらいの薄さで鋼鉄並みの強度を持つ素材。これを...

宇宙へエレベータで行く。だれがこんな突拍子もないことを考えたのでしょう。じつは、かなり前から構想があったようなのですが、それを現実に考えられるようになったがの、日本の技術で開発された素材「カーボンナノチューブ」の発見だそうです。新聞紙くらいの薄さで鋼鉄並みの強度を持つ素材。これを上空10万Kメートルくらいの高さから、地球に少しずつケーブルを落とす。地球上にはいろいろな条件から3箇所しか設置候補がないそうです。などなど、読んでいてとても面白い作品です。

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2014/11/25

ブレイクスルーに必要な楽観主義。記述は徹頭徹尾、具体的でリアルなのだが、色々な技術的な問題をすっ飛ばしてとにかく「出来る」ことにして軍事防御から月・火星のエレベーターにまでグイグイ話を進めるあたり、漫画に出てくる能天気な新聞記者を思わせる。 「僕はね、宇宙エレベーターの完成時に、...

ブレイクスルーに必要な楽観主義。記述は徹頭徹尾、具体的でリアルなのだが、色々な技術的な問題をすっ飛ばしてとにかく「出来る」ことにして軍事防御から月・火星のエレベーターにまでグイグイ話を進めるあたり、漫画に出てくる能天気な新聞記者を思わせる。 「僕はね、宇宙エレベーターの完成時に、誰よりも早く、感動を伝える記事を書きたいんですよ!」みたいな。 イースター島辺りから伸びているとロマンだが、オーストラリア、ドバイあたりで作られる可能性も多いにある。

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2013/05/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

イノベーションが起こらないのは既得利権者(国、NASA、宇宙産業企業)が政策(ルール)決定者でもあることによる抵抗か。やはり、競合が必要。

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2013/01/08

宇宙エレベーターの基本的なことが解説されている。アースポートの位置(雷・デブリの影響を考えて)、ケーブル敷設装置をアンカーとすること、酸素原子での酸化を防ぐために金属コーティングが必要なこと、月や火星での宇宙エレベータについて、などなど、新たな発見が多かった。

Posted byブクログ

2011/10/28

 静止軌道を重心にしてケーブルを地表にぶら下げて,それを伝って宇宙に行ける。軌道エレベータの本。SFみたいな話だが,研究者が真面目に書いている。著者いわく,2020-30年ころには実現できるらしい。ケーブルの長さが十万kmも必要で,従来の材料では自重で切れてしまうところ,CNT(...

 静止軌道を重心にしてケーブルを地表にぶら下げて,それを伝って宇宙に行ける。軌道エレベータの本。SFみたいな話だが,研究者が真面目に書いている。著者いわく,2020-30年ころには実現できるらしい。ケーブルの長さが十万kmも必要で,従来の材料では自重で切れてしまうところ,CNT(カーボンナノチューブ)という新素材が計算上は自重に耐えるので,実現可能だという。でもいろいろと障碍もあるし,あと十年二十年でというのは随分威勢のいい楽観論だなーと感じた。  時速200キロで静止軌道まで約7日。軌道エレベータのかご(クルーザと呼んでる)はホテルみたいになってて(重量20t),到着までそこで快適に過ごすんだって。SFでしょ?でもちゃんと計算して割り出してる。ケーブルの敷設は,まず細いのを一本(長さは十万キロ)ドラムに巻いて,ロケットで静止軌道に打ち上げて,繰り出す。それが地表に届いたら,そのケーブルを足場にして沢山のケーブルを持ち上げて,束ねて太いケーブルにするらしい。地上の駅は,南北回帰線間であれば大丈夫みたい。まっすぐじゃなくカテナリ状にぶら下がる感じ。台風とかの危険を避けるため,むしろ赤道上は非推奨。

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2011/10/21

科学啓蒙書。 宇宙エレベーター(軌道エレベーター)の実現の可能性と、 軌道エレベーターによってもたらされる薔薇色の未来図が 繰り返し述べられる。 理論上、軌道エレベーターは実現可能であることはよく判った。 だが、肝心かなめのカーボン・ナノチューブに関する情報、 特に現在の開発状況...

科学啓蒙書。 宇宙エレベーター(軌道エレベーター)の実現の可能性と、 軌道エレベーターによってもたらされる薔薇色の未来図が 繰り返し述べられる。 理論上、軌道エレベーターは実現可能であることはよく判った。 だが、肝心かなめのカーボン・ナノチューブに関する情報、 特に現在の開発状況や製造技術に関する情報が全く無く、 このままでは軌道エレベーターなぞ、ただの机上の空論と感じた。 『理論上実現可能』と『工学上実現可能』は、 全く別次元の話であると思う。

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2011/09/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

宇宙エレベータを作るとしたらどうなるかというシミュレーションをし、あらゆる角度から考察をした本。空に伸びて消えていく宇宙エレベータをこの目で見てみたいと思うが、残念ながら宇宙エレベータなどまだSFの範疇で自分の生きている間は決して見ることができないだろうと思う。 この本の扉に、「1957年ロケットはまだ宇宙に到達していなかった。しかしながら、12年後の1969年、人類は月面を歩いていたのだ」という言葉を読むと期待したくなってくる。問題は資金調達と材料工学のブレークスルー、そして宇宙に出たいというモチベーションだ。

Posted byブクログ

2010/09/04

宇宙エレベータに関する様々な考察は興味深いのですが、あくまでも机上の論理に過ぎないところが残念。(それじゃ、最初から読まなきゃいいのにというのはおいといて)。 早く宇宙エレベータが開発されることを望みます。

Posted byブクログ