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図解 宮本武蔵と「五輪書」 の商品レビュー

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2020/01/12

調子に乗って今日は本も一冊読み終えたりして。 史上最強、古今無双の剣客、宮本武蔵。 彼の残した「五輪書」をなぞりながら、現代のビジネスに活かせるエッセンスをまとめた本がこの本。 重くなくて簡単に読める本で、「kijiって侍だよね」って言われたりする俺も興味あってちょっと読んで...

調子に乗って今日は本も一冊読み終えたりして。 史上最強、古今無双の剣客、宮本武蔵。 彼の残した「五輪書」をなぞりながら、現代のビジネスに活かせるエッセンスをまとめた本がこの本。 重くなくて簡単に読める本で、「kijiって侍だよね」って言われたりする俺も興味あってちょっと読んでみました。 参考になったのは、やっぱり目的の為には二天一流(宮本武蔵の流派)は形式にこだわらないこと。 勝負に勝つことを目的にしているのだから、その為に形式にも武器にもこだわらないし、武器を手放すことすらよしとするそのスタンスには学ぶべきところが多いと思います。 仕事もそうなんだよね。自分の目的をどこに置いているかで、かける時間も仕事に対しての意識も全然変わってくる。武蔵はやらされ感で立ち会ったことなんかないんじゃないかな。 俺はどうだろ。仕事の目的も、自分の目的も理解して今の仕事をしているのかな。目的に対して必要なこと全部を「仕事」として捉えているかな。 場所、自分の扱う道具、言葉、時間、相手の心理、拍子、戦い方・・・ 考えなきゃいけないことなんていくらでもあるのに。命をかけてる人との違いと言えばそれまでかもしれないけど、そういう人も自分も同じだけの時間を使って今生きてて、そういう立場に置かれてる人ともいつか自分も戦うことになるとしたら、そのときに勝負になるかな。そういう立場に常にいる人から見たら、自分って今どう見えてんのかな。「おっこいつは・・・」って思ってもらえるような自分でいれてるのかな。 昔仕事の不満ばっか言ってた頃、命をかけてリングに上がってるボクサーのダチに「お前、リングの上なら死んでるな」って言われたことがある。あれは、目が覚めた一言だった。 何やってたって時間は流れていくけど、この先も一番時間をかけるであろう仕事に対しての姿勢を学んだ気がする一冊でした。 組織に食わせてもらってようが働いてなかろうが、あくまで俺に見えてる俺は俺であり、俺が見てる君は君だから。 自分に納得しながら暮らしていきたいですね。

Posted byブクログ