人間福澤諭吉 の商品レビュー
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松永90歳の時に刊行。 出会いから始まり、福沢諭吉の魅力を思い出しながら書いているので微笑ましい。 毎年正月ともなると、旧藩主奥平家と恩人木村芥舟邸へ年賀に出かけたと書いてあり、「痩せ我慢の説」を書き残した 福沢を示していよう。 金を大切にする。 時間を大切にする。 物を大切にする。 人の働きも大切にする。 気前よく人のために出金。 根気よくつとめて迷わぬ者が勝ちを占める。 文章は判りやすく飾るべからず偽るべからず。 まさに、聖徳太子、弘法大師、福沢諭吉と、並列化できる師であろう。
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つまらぬこと、不条理なこと、馬鹿げたことの一切を、一日も速やかにこの世から追っ払ってしまえばよいとされたのである 先生は若くして三度も欧米の地を踏んだが、国内に彼の地の事情を紹介しつつも、自らはその何れにもなずまなかった。あくまでも日本人として通し、どこまでも一個の福澤諭吉として押し切った
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