算数再入門 の商品レビュー
自分が楽しく読み進める本、というよりは、親や先生が子供にどう説明するか、という視点からの説明が多い気がした 自分が読んでて楽しくなる本を読みたかったのでミスマッチだったかも
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所々に、子どもの作文や会話、コラムが載っている。これがなかなかおもしろい。 これらだけを読んでもおもしろいかも!
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数を教える 壁の紙の数―1年生の数え方 足して7になる数 日常使っている数―十進数 0(ゼロ)について 繰り上がり繰り下がり 計算を楽しく―整数の足し算・引き算 水遊び―測定の基本 掛け算について 掛け算九九の覚え方 掛け算のコツ 外国の割り算 おまんじゅうの法則―分配法則 小数...
数を教える 壁の紙の数―1年生の数え方 足して7になる数 日常使っている数―十進数 0(ゼロ)について 繰り上がり繰り下がり 計算を楽しく―整数の足し算・引き算 水遊び―測定の基本 掛け算について 掛け算九九の覚え方 掛け算のコツ 外国の割り算 おまんじゅうの法則―分配法則 小数―半端な数の表し方(1) 分数―半端な数の表し方(2) 分数の割り算は、なぜ除数の逆数を掛けるのか 割合―比較と基準 単位量当たりの大きさ―平均・速さ 簡単な単位換算 変化とグラフ 比例と反比例 文章題ってなあに? 公式を作る 算数と数学のちがい 数の列車 起こり得る場合の数 図形の性質 面積のもとは長方形 立体図形の表し方 著者:中山理(1937-、東京、数学教育者)
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「算数」の奥深さがわかる本です。 大人はすぐに x や y の記号を使ってしまいますが、そんな手を使わずに、問題を解く方法を考えていきます。思えば、我々も昔(小学生の頃)はこういう解き方を習ったような気がします。 記号を覚えてしまうと、そっちが便利なので機械的に記号を使ってしまう...
「算数」の奥深さがわかる本です。 大人はすぐに x や y の記号を使ってしまいますが、そんな手を使わずに、問題を解く方法を考えていきます。思えば、我々も昔(小学生の頃)はこういう解き方を習ったような気がします。 記号を覚えてしまうと、そっちが便利なので機械的に記号を使ってしまうのですが、別の解き方を見せられると、なんだか機械的に解く方法は問題の本質を解いていないように思えてきます。不思議です。 前半はとても面白いのですが、後半になると、いくら「算数」とは言え、さすがに内容が高度になってきて、はじめの頃の感動はなくなります。ちゃんと真剣に読んで真剣に理解する必要があります。でもたまにはこういう頭の使い方も良いものですね。
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色々な同種の本を読んできましたが、まずは、ここからなんですよね。この手の本は、最初だけ面白く、あとは難しくなる傾向になりがちですが、一貫して算数、数学の基本のキからはずれない点がいいですね。数学は積み重ねの学習なので原点が大切だと思います。 学生時代に出会いたかったですね。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2008年刊行。 主に小学生の算数範囲(図形・グラフに関しては一部中学生の履修範囲かも)について、躓きやすい項目、理解しにくい項目に関し、複数の観点からの説明方法を説き起こす。 一つの観点に縛られていないのは良である。もっとも、本書を読み解ける小学生なら小学生の算数には躓かないだろうから、むしろ、本書は親・先生・塾講師といった教授側の手引書である。 本書を否定する理由もないものの、同趣旨の類書もあり、本書でなければならない積極的な理由には乏しいかも。 著者は中学・高校の講師兼大妻女子大学講師。
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[江戸川区図書館] 全てを理解しよう、覚えようとするとやや大変となるが、読み物として読む分には興味深く面白い本。 例えば「19 簡単な単位換算」などでは、最初に長さの単位として、幾つかの単位の紹介をしているだけではなく。それらの単位の意味や成り立ち(フィートは足の長さから、メ...
[江戸川区図書館] 全てを理解しよう、覚えようとするとやや大変となるが、読み物として読む分には興味深く面白い本。 例えば「19 簡単な単位換算」などでは、最初に長さの単位として、幾つかの単位の紹介をしているだけではなく。それらの単位の意味や成り立ち(フィートは足の長さから、メートル法はフランス中心で制定、北極点から赤道までの長さの1000万分の1、当初は原器と副原器を置いたが今はクリプトン86という原子の波長)まで書かれていて、ちよっとした辞典的要素も。 また、各所に子供のコラム(実際の教育現場で出た子供たちからの疑問や発見エピソードなど)があってそこから子供たちの理解の仕方や新しい知識や発見への新鮮な驚きを感じられていい。子供が新単元を習う頃、それぞれの読み物がヒントになることもあるかも。
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前半(数と計算)のところは勉強になった。つまづきがちなポイントとか、教え方のヒントとか。後半(関数、図形以降)は学習内容の要約って感じだったけど。
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足して7になる数なんて、子供にどのように数字の面白さを教えることが、出来るのかが、書かれている。 0についての子供の「買い物のコツ」と言う作文など、家庭の主婦の感覚が、描かれていたりして、数字が、生活に密着しているのが、子供でも理解している。 計算を楽しくの2つの整数を足してい...
足して7になる数なんて、子供にどのように数字の面白さを教えることが、出来るのかが、書かれている。 0についての子供の「買い物のコツ」と言う作文など、家庭の主婦の感覚が、描かれていたりして、数字が、生活に密着しているのが、子供でも理解している。 計算を楽しくの2つの整数を足していく方法の16マス計算が7の倍数になる事を見つけたのは、凄いと、思う。 引き算も然りである。 分数の割り算は、乗数の逆数をかけるのか?は、子供が小さい時、聞かれて、除数を1にすることを教えたので、皆が知っているものだと、思っていたが、殆どの人が知らなかったのに、ビックリした。 塩水の計算や、時間と速度の計算、鶴亀算など、懐かしく、読んでしまった。 しかし、教え方には、順序が、あって、小学生には、鶴亀算で、中学生には1元1次方程式で、高校生では連立方程式で、教えないといけないのだが、、、、子供に、教えるのに、x、yなどの代わりに、○や□で、教えたのは、失敗だったのかな?と、この本を読んで、考えてしまった。 私の小学生の宿題時に、円の面積を計算するのに、兄に教わったので、πを、3.14で、計算して行ったら、先生から、こんなことを教えていないと、叱られたことを、思い出したが、今は、どんな風に教えているのか?と、この本を読んで、考えてしまった。 久しぶりに、懐かしく、こんな風に、解いていたんだと、再確認させてもらった本であった。
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2008年発行。算数や数学は得意なほうではなかったけど、この辺りならなんとかついていけた。子どもに教える上で参考になりそうなことが多かった。子どもの作文がおもしろかった。このように興味を持ったことをつぶさずに伸ばしてあげたいと思う。
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