パセリ伝説(6) の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
これはとてつもなく切ない…信じていたのに裏切られるという。 パセリが正直すぎたのも原因だけどね… でも世の中にはこういう人はいっぱいいるのよ。 そしてすごく考えさせられるのは、 ミラクル・オー=大きな力 の使い方ね。 これをノンフィクション=今に置き換えると なんかすごく違和感を覚えますよね。 きっと著者はその違和感を大事にしてほしいんだと 思っているんだろうね。 そして、本当に強い人はその力を 本当に使いたい人に使うということ。 それがつながったとき、ミラクル・オーはきちんとした力を 発揮してくれるわけで。 先が気になるな。
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「パセリー! パセリー!」 背後でマリモの声がした。パセリはふりむかない。強く歯をくいしばった。 「マリモもねー、ほんとうは言いたいことがあったのー。マリモ、パセリのことが大好きだって……。でも、今は言わない。だって、マリモ、待ってるからー。ぜったいに、ぜったいに、帰ってくるん...
「パセリー! パセリー!」 背後でマリモの声がした。パセリはふりむかない。強く歯をくいしばった。 「マリモもねー、ほんとうは言いたいことがあったのー。マリモ、パセリのことが大好きだって……。でも、今は言わない。だって、マリモ、待ってるからー。ぜったいに、ぜったいに、帰ってくるんだよー。」
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パセリ伝説―水の国の少女 memory〈6〉 (講談社青い鳥文庫) 倉橋 燿子 講談社(2008-04)
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