思春期ブス の商品レビュー
小説がなかなか良かったので、どういう人なのか興味があり購入。あまり好きになれないタイプの人だった。仲良くしたくない感じ。書いてあることが何一つ共感できないしおもしろくない。なぜこの人が書いた小説をおもしろいと思ったのか不思議なくらい。世代も違いすぎてなんの話かさっぱりわからなかっ...
小説がなかなか良かったので、どういう人なのか興味があり購入。あまり好きになれないタイプの人だった。仲良くしたくない感じ。書いてあることが何一つ共感できないしおもしろくない。なぜこの人が書いた小説をおもしろいと思ったのか不思議なくらい。世代も違いすぎてなんの話かさっぱりわからなかった。
Posted by
若い頃にバブルを体験した人の典型って感じの文章だった。 自虐も昔の武勇伝も、何が原因か分からないけど全てがダサい。 ジェネレーションギャップとして楽しめるほどの内容もないし…うーん。残念。
Posted by
エッセイはほとんど読まないのであるが、新刊コーナーに甘糟りり子の名前を見つけてしまい、『みちたりた痛み』を読んで依頼気になる作家であったので、衝動買い。 表紙裏の著者近影で初めて本人を見たのだが、なかなかの美人ではないかと。それに「甘糟りり子」というのが本名というところも個...
エッセイはほとんど読まないのであるが、新刊コーナーに甘糟りり子の名前を見つけてしまい、『みちたりた痛み』を読んで依頼気になる作家であったので、衝動買い。 表紙裏の著者近影で初めて本人を見たのだが、なかなかの美人ではないかと。それに「甘糟りり子」というのが本名というところも個性的で素敵ではないかと。帯に石田衣良のコメントがあるあたり、認められているのであろうから実力派なのではないかと思うのである。 本エッセイには、著者の幼少の頃の出来事から、青春時代を経て作家になるまでの、諸々のエピソードがざっくばらんに綴られている。その数々のエピソードでは甘糟りり子の、自由奔放さと傲慢さ、そして爽快さが余すことなく語られている。その傲慢さ(これがかなり目立つのであるが)により苛々させられたりもするのだが、何と言ってもさっぱりしている人間性が窺えるので、心底は憎めない。正直な人なのだと思う。 第三章 ブランド革命期の「初めてのエルメス本店」にてのなかなか面白い的を得ている言葉。 「エルメスのような高級品を若い女の子が持っているのは日本だけ、ああいうのはそれなりの年齢にならないと似合わない、などという、よくある説教くさい理屈に賛同しているわけではなかった。若くてきれいな女ならたいていのものは似合うし(真実でしょ?)、いくら年齢を重ねても高級品が似合わない人もいる(ていうか、こっちの方が多いじゃん)。」 このような言葉の数々から、正直な人間性に惹かれるので、次の小説も読んでみようという気になる。
Posted by
- 1