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林檎の樹の下で アップル日本上陸の軌跡 の商品レビュー

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2021/11/18
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1996年の作品だから、今から 四半世紀前のモノ。コンピューター関連書籍は普通1年も 経過すると何の役にも立たなくなるのが常だが、この作品 はソレに当てはまらない。なぜなら、ここで描かれる物語 の時系列はApple Computer設立からMacintosh誕生、そ して創業者であるスティーブ・ジョブスの更迭までの期間。 黎明期のアップルに、日本人がどう関わったのか?を描い た人間ドラマだからである。 作者の斎藤由多加氏は、この作品の後に「Tower」という シミュレーションゲームを世界的にヒットさせ、その後 ドリキャスで「シーマン」をリリースしたIT偉人。 週刊SPAで連載されていたコレが、僕は毎週本当に楽しみ だった。 登場してくるマシンは、Apple II、LISA、そして 初代Macintosh。この時代はおそらくMacintosh Classic が初の廉価Macとして発売された頃で、アップルは当時よ うやくパソコンに興味を持ち始めていた僕の憧れのメーカ ーだった。そこにかなりの“問題”があった事が非常によ く解る。 コレは僕の本棚の隅から発掘された古書。 今現在は絶版なようだが、Amazonでは古本も販売されて いるようなので、日本vsアメリカの熾烈なビジネス闘争を ぜひ味わって欲しい。 そういえば、昔貰ったApple IIがまだ実家にあるハズなん だけどなぁ・・・。さすがにもう捨てられちゃってるかな?

Posted byブクログ