さよならの代わりに の商品レビュー

貫井徳郎(著者)

2015/11/13

タイムスリップしてきた未来人が、スリップ先で命を落としたら歴史は変わるのではないのか…ストーリーには関係ないところでそんな風に思った。
風変わりな片想いを続けているお人好し？主人公という設定だが、こいつなかなか自分のことしか考えない奴なのであまり気持ちよくはない。

2012/03/15

女の子のキャラに好感が持てない。その女の子を好きになる主人公もすんなり入ってこない。時間のタイムスリップのしくみもよくわからなかい(これは私の問題)。
貫井さんの作品の中で珍しくあまり好きじゃないない…。

2011/10/02

すんごい昔に読んだ話なのでアレだが、たしか自分は素直に感動したはず。
切ない系。
但し、推理小説期待した人は怒りそうな展開。

2011/02/26

殺人事件のトリックは微妙…
しかし最後に明らかになる祐里と和希の運命には心を打たれるものがあり
読了後に何とも言えない虚しさがこみ上げてきた。

2009/10/04

SFはあまり好きではありません。
想像もできないし、
大体内容が難しくてついていけません。ｗ

でも時間SFはわりと好きです。
その中でもこれが一番!!
このお話も難しくてしっかり読んでいないと
わけが分からなくなります。
簡単な時間SFで言うとドラえもんなのかな？ｗ

でもこんなにスラスラ読めたってｺﾄは
かなり面白かったんだと思います。
そして読み終わったあとにすぐに本を閉じれないような
コレでもう読めないんだって少し寂しくなるような、
そんなお話でした。

時間SFの中でハッピーエンドはほとんどありません。
いつも最後に悲しくなってしまします。
でも、面白い。

2009/10/07

劇団「うさぎの眼」所属の『僕』と未来から来たという『祐里』のお話。
えー？まさかこれで終わりー？と思ったら最後にもう一ひねり。
まあ、だからといって、なんていうか、うーん？

2009/10/04

劇団の看板女優が、上演中に控え室で殺害された。事件と前後して現れた、真犯人の存在をほのめかす謎の美少女。僕は、彼女と共に事件の真相を追い始める…。切なさが込み上げる青春ミステリ。

・・と言うキャッチコピーだけど、実際はどうかな。殺人事件はお話としては少し大雑把な感じもします。しかし、それもこれも、この本の本筋は、謎の美少女「祐里」の正体を見極めたいと言う感情が優先するようになっているのだから(^^;

表題の「さよならの代わりに」ですが、さよならの代わりには「またね」なんですね、きっと。タイムスリップモノは話を進めば進めるほど、頭の中がぐじゃぐじゃになってしまいます。「またね」はタイムスリップの中にあるのか、、、時間じゃない気持ちの中にあるのかもしれないです。

2009/10/04

貫井徳郎の最近の作品らしく、軽く読めるタイプの青春SFですな。タイムトラベルをネタに色々こね回している訳ですが、ラストは秀逸ですね！気持ちよく読めた作品です！